カテゴリー
カテゴリー

セミナー参加報告です 歯科における麻酔の意義

歯科衛生士の吉岡です。

現在は広島県は緊急事態宣言下にあります。今日させていただくのは、4月に参加したセミナーの報告です。

一般社団法人日本歯科医学振興機構(JDA)が主催する臨床歯科麻酔管理指導医・臨床歯科麻酔認定歯科衛生士セミナーを受講し、認定試験を受けて参りました。

今回のセミナーで受講した内容は単に麻酔といってもその内容は濃く深いものでした。

そこで今回受講して当院でしていること、患者様に伝えておきたい内容をお伝えします!

・妊婦の方には妊娠中期(16~27週)に歯科治療を行うことを推奨しています

・麻酔をして、心臓がドクドクするのは心拍数が増加する作用が入っています

・麻酔が効きにくかったことのある方は歯茎に炎症があると効きにくいことがあります、

・上顎は骨が薄いので麻酔は効きやすく、下顎は骨が密で麻酔が効いてくるスピードが上顎と比べると遅いことがあります

・麻酔で針を刺す時と液を入れるときには痛みを生じやすいです。そのため当院では表面麻酔といって麻酔を入れる前に歯茎にシールをはっています。(麻酔の麻酔)

もしも偶発症が起こった時のために、AED、パルスオキシメーター、血圧計、酸素ボンベを置いています

当院に来院されている方で麻酔のことで何かご不安に思われることがありましたら気軽に聞いてください。

 

他にも法律や局所麻酔の薬剤や効果作用、麻酔の偶発症についての知識を深め、救急対応についての実習をさせていただきました。

 

試験は難しい内容だったので、通知が来たときは結果を開くまでドキドキしましたが、無事臨床歯科麻酔認定歯科衛生士の認定証をいただくことができました。(認定期間は3年とされています)

河底歯科・矯正歯科では、痛みが少ない治療を目指し、患者さんの心理的負担を軽くしたいと考え診療しております。

少しのことではありますが、歯科=痛いところをいう従来の悪いイメージを覆し、快適に歯科治療に通っていただきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る