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歯列矯正をやめたほうがいい人 – 矯正治療のリアルな選択

福山市で矯正治療をしている河底歯科・矯正歯科の院長河底晴紀です。

導入
美しい笑顔は誰もが望むものですが、歯列矯正は万能の解決策ではありません。矯正治療は、その効果を最大限に引き出すために、患者様の協力が不可欠です。しかし、状況によっては、矯正治療を開始することが適切ではない場合もあります。今回は、歯列矯正を避けるべき人の特徴について、詳しく見ていきましょう。

ヘビースモーカー
タバコは、歯の動きを阻害し、治療の進行を遅らせる原因となります。また、喫煙は歯周病のリスクを高め、矯正治療中の歯や歯肉への悪影響が懸念されます。矯正治療を成功させるためには、喫煙の習慣を見直すことが重要です。

歯磨きが苦手な人
矯正治療中は、通常よりも丁寧な口腔衛生が求められます。装置がついている間は、食べ物のカスが付きやすく、不十分なブラッシングは虫歯や歯周病の原因となり得ます。歯磨きの習慣がない方は、矯正治療に向いていない可能性があります。

重度の歯周病を持つ人
矯正治療は健康な歯茎を前提としています。重度の歯周病がある場合、歯を支える骨が十分でなく、矯正治療が困難、あるいは不可能になることがあります。まずは歯周病の治療を優先し、その後で矯正治療の可能性を検討することをお勧めします。

重度の虫歯がある人
虫歯は、矯正治療前に治療する必要があります。重度の虫歯が多数ある場合は、これらをまず治療し、口腔内環境を整えた後に矯正治療を検討する必要があります。

痛みに弱い人
矯正治療は、一定の痛みや不快感を伴います。痛みに極端に敏感な方は、治療の継続が困難になることがあります。矯正治療を開始する前に、治療に伴う痛みや不快感について、十分に理解しておくことが重要です。

主治医との信頼関係が築けない人
矯正治療は長期間にわたるものであり、患者様と主治医との間の信頼関係が成功の鍵を握ります。治療方針や進行に対して不安や疑問を感じ、それが解消されない場合は、治療の継続が難しくなることがあります。

結論
歯列矯正は、適切な時期に、適切な状態で行うことが成功のためには不可欠です。上記のいずれかに当てはまる方は、矯正治療を再考するか、主治医と十分に相談した上で治療を進めることをお勧めします。私たちのクリニックでは、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療計画を提案し、美しい笑顔を目指します。

 

当院、河底歯科・矯正歯科には、広島県府中市、広島県三原市、広島県尾道市、岡山県井原市、岡山県笠岡市から矯正治療をするために多数の方が来院される人気の矯正歯科です。矯正を早く始めるためには、虫歯を治療してからきていただくのも一つの方法です。

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