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一流のアスリートと歯並びの関係

宇野選手歯列矯正終了宇野選手歯列矯正中

事務長の河底です。

冬季オリンピックが昨日閉幕しました。

私は自分が歯列矯正をした経験者であり、また歯科に勤務するようになり、選手を見ていても歯列矯正している方や歯並びに目がいきます。

歯並びは、見た目だけのものと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯並びや噛み合わせは筋肉や姿勢に影響します。

噛み合わせが安定していると、運動能力が向上するといわれています。

私が気になったのは、やはりフィギアスケートの宇野昌麿選手、宮原知子選手、坂本花織選手です。坂本選手は全日本選手権の時には装置がついていましたが、

今回のオリンピックではすでに装置がとれていましたね。

フィギアスケート選手では、この他にもキムヨナ選手が矯正治療をされていましたよね。

歯列矯正で歯並びがよくなると、見た目の美しさはもちろん、体のゆがみが改善され、バランス感覚や歯を食いしばったときの力の出し方などがよくなります。

フィギアスケートでは回転、ジャンプなど我々一般人が想像もつかないような食いしばりをしているでしょうし、バランス感覚も競技のうえで大切でしょうから、

選手にとって歯列矯正がいかに良い影響を及ぼすか、明白です。

他に歯並びを改善することにより得られるいいことは・・

1.しっかり噛めるので胃腸に負担がかからない

2.大きな口をあけて笑える

3.磨きにくかった箇所がなくなり、歯磨きをしやすくなる結果、むし歯や歯周病にならない

4.歪みがなくなり、肩こりや頭痛が改善される(肩こりや頭痛は歯並び以外に原因があることもあります。)

5.発音障害がなくなる(歯がないと音がもれたり、英語の発音がうまくできなかったりということがあります。)

歯列矯正の相談に来られる方には、歯並びをよくしたい理由があってこられます。私自身は、小さいころ、矯正治療の知識のない先生に

簡単に八重歯を抜歯され、抜けたところに歯がより正中がずれてしまいました。あの頃、きちんと矯正がわかっている先生に出会って適切に治療をしておけば、

正中がずれなかったんだろうなと思います。私は、この正中がずれたことによって学生のころ、口をどこで閉じていいかわからない、常に顎がずれているような気がして、

ひどい肩こりや頭痛に悩まされていました。

口をどこで閉じていいかわからない、ってなにも問題のない人から見れば、どういう意味?となるのでしょうが、

口を閉じるということ自体、無意識のうちに行っていることで慢性的にすっきりしていない状況でした。

見た目だけを気にして行った歯列矯正ですが、今は、肩こり、頭痛、またひどかった便秘も解消され、毎日がとてもハッピーです。

もっと早く矯正治療をしておけばよかったと思いますので、歯並び相談でご自分のお子さんを連れてこられる親御さんには、

それに気づいてあげられるなんて、なんて素晴らしい!と思います。私も、自分の両親に口をどこで閉じたらいいかわからないということは

大したことではないと思い、伝えたこともありません。

歯列矯正には、期間もお金もかかりますが、自分の頭痛、肩こり、便秘がなくなり、あの何年もに及ぶ悩みから解放されたのですから、

かけがえのない幸せを手に入れたと思います。歯並びを治したいといったときに、いいよと快諾してくれ、支払をしてくれた両親に感謝しています。

トップアスリートと歯並びの関係から話がそれてしまいましたが、今回のフィギアスケートでは、男子の羽生選手、宇野選手の金・銀メダル獲得は本当に素晴らしかったです。

スポーツのトップレベルを目指しているお子様をお持ちの親御さん、またはスポーツをしていなくても、ここ一番の時に正しい噛み合わせであることは、

集中力を高めることにつながってくると思います。歯列矯正の意義を今一度考えていただき、

お子様に一生もののプレゼントをされてはいかがでしょうか?

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