
その不安、すごくよくわかります。矯正治療は2〜3年という長い旅です。その間に虫歯ができたら?装置をつけたまま別の歯科に行かないといけないの?また装置を外して付け直す手間がかかるの?——こういった心配が重なって、「やっぱり今度にしよう」を繰り返してしまうことは多いです。
でも、河底歯科・矯正歯科ならその心配はありません。矯正治療と一般歯科治療が同じ建物内で完結するため、矯正中に虫歯ができても、装置を外して別の医院に行く必要は一切ありません。この記事では、矯正中に虫歯になりやすい理由・なったときの対処法・そして「一般歯科併設」がなぜこれほど大事なのかを丁寧に解説します。
矯正中は虫歯になりやすい——これは本当のことです
まず正直にお伝えします。矯正治療中は、通常よりも虫歯になりやすい環境になります。これは怖がらせるためではなく、正しく知っておくことで予防できるからです。
固定式矯正装置を使用した患者に初期う蝕病変(ICL)が生じる有病率の幅
固定式矯正装置(ブラケット)に隣接した初期う蝕病変(ICL)は、矯正治療の最も一般的な副作用です。有病率は研究によってばらつきがありますが27%〜97%と報告されており、矯正治療中の患者にとって深刻な課題であることが示されています。
なぜ矯正中に虫歯ができやすいのでしょうか。理由は装置の構造にあります。
固定式矯正装置(ブラケット・ワイヤー・バンドなど)は、その凹凸のある表面や複雑な形状によって歯の自然な自浄作用を妨げ、適切なブラッシングを困難にします。その結果、プラーク(細菌の塊)が蓄積しやすくなり、口腔内のpHが低下して脱灰(エナメル質が溶け始める状態)が起きやすくなります。
《出典》Distribution of initial caries lesions in relation to fixed orthodontic therapy(PMC / National Library of Medicine)https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10883713/
矯正装置がついた歯磨きは、部屋の隅に家具がたくさん置いてある状態で掃除機をかけるようなものです。普通の部屋なら隅々まで掃除できますが、家具の脚や裏側には汚れが溜まりやすくなります。矯正装置のブラケットやワイヤーが「家具の脚」の役割をして、どれだけ丁寧に磨いても届きにくい場所ができてしまうのです。
矯正専門医院で虫歯になったら——「たらい回し」問題
矯正専門医院(矯正治療のみを行う医院)で治療を受けている場合、矯正中に虫歯ができると以下のような流れになります。
矯正専門医院で虫歯を発見
調整の際に「虫歯があります。一般歯科で治療してきてください」と言われる。
別の一般歯科医院を予約・通院
新しい医院を探して予約。矯正装置がついたまま別の医院へ。初診の手間・書類・説明が必要になる。
虫歯治療の際に装置を外すことも
虫歯の場所によっては、一般歯科でブラケットを外してもらう必要がある。外した後は矯正専門医院に戻って再装着。
矯正専門医院に戻って治療再開
虫歯治療が終わったら矯正専門医院に戻る。この間、矯正治療が停滞。全体の治療期間が延びることも。
複数の医院をまたぐと、時間・交通費・精神的な負担が増えます。また、矯正医と一般歯科医の間で情報共有が不十分になると、「矯正中だから使える材料が限られる」「詰め物の高さが矯正に影響する」といった連携ミスが起きるリスクもあります。治療全体を1つのチームが管理することが、最も安全で効率的な方法です。
河底歯科・矯正歯科なら——虫歯になっても「その場で」対応
当院では矯正認定医2名・一般歯科・口腔外科専門医がすべて同じ建物内にいます。矯正中に虫歯が見つかっても、「別の医院へ行ってきてください」と言われることはありません。
- ✗矯正中の虫歯は「一般歯科へ」と紹介される
- ✗新しい医院を探す手間・初診の手続きが発生
- ✗医院間で情報共有が必要になる
- ✗虫歯治療中は矯正が停滞することがある
- ✗抜歯が必要な場合はさらに別の医院へ
- ✓矯正中の虫歯もその場で院内対応
- ✓別の医院を探す必要なし・新規手続き不要
- ✓矯正医と一般歯科医が同じチームで連携
- ✓矯正の進行を止めずにシームレスに対応
- ✓抜歯(親知らずを含む)も口腔外科専門医が院内で対応
矯正中の虫歯予防——自分でできるケアの方法
「なるべく虫歯にならないようにしたい」という気持ちは当然です。当院では矯正開始時にブラッシング指導を行いますが、日常のセルフケアが予防の要です。
- 毎食後の歯磨き(特に昼食後)——矯正装置周りは食べかすが溜まりやすい。昼食後も携帯歯ブラシで磨く習慣を
- 矯正用歯ブラシの使用——ブラケット周りに届く「タフトブラシ(ワンタフトブラシ)」を使うと磨き残しが大幅に減る
- デンタルフロス・歯間ブラシ——ワイヤーの下を通すフロスや矯正用歯間ブラシで歯と歯の間をケア
- フッ素配合歯磨き粉の使用——エナメル質を強化し、初期虫歯の進行を抑制する効果がある
- 甘い飲み物・間食を控える——砂糖を含む飲食物は虫歯菌のエサになる。特に装置をつけている間は慎重に
- 定期的なプロフェッショナルクリーニング——セルフケアで届かない部分を歯科衛生士がケア。当院では矯正調整時に口腔内状態を確認
《出典》Fixed appliances orthodontic therapy as a risk factor for caries development: Systematic review(PubMed / National Library of Medicine)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38180326/
矯正治療を始める前に虫歯を治す——順番が大切
矯正装置をつける前に、虫歯・歯周病を完治させることは必須です。虫歯がある状態で装置をつけると、装置の下で虫歯が進行するリスクが高まります。
矯正前……虫歯治療・歯周病治療・歯石除去・ブラッシング指導を院内で完結。「虫歯があるから矯正できない」ことはなく、治療の順番を一緒に計画します。
矯正中……定期的な口腔内チェック・クリーニングを矯正調整と合わせて実施。万が一虫歯ができても院内でそのまま対応。矯正の進行を止めません。
矯正後……保定装置の管理・定期クリーニング・被せ物の治療・ホワイトニングまで、一生のかかりつけ歯科として長くお付き合い。
個室診療環境で安心して治療を受けられる
虫歯の治療も矯正の調整も、すべて当院の個室または半個室の診療室で行います。
完全個室診療室:7部屋——治療中の会話・音が外に漏れる心配なし
半個室診療室:3部屋(パーテーション仕切り)——隣との視線を遮断した半個室空間
個室カウンセリングルーム:3室——矯正の相談・費用の話・不安の打ち明けをプライベートな空間で
虫歯の治療は「痛い」「ドリルの音が怖い」という印象を持っている方も多いですが、個室環境なら他の患者さんの様子を気にせず、自分のペースで治療に集中できます。「怖い」「痛みが心配」という気持ちも、個室カウンセリングルームで事前にしっかり相談できます。
まとめ
- ▶矯正治療中は装置のせいで磨き残しが増え、虫歯リスクが上がる——これは研究でも示された事実
- ▶矯正専門医院では虫歯ができると「別の医院へ」となり、たらい回しの手間・時間・コストが発生する
- ▶河底歯科・矯正歯科は矯正も一般歯科も院内一気通貫——虫歯ができてもその場で対応できる
- ▶矯正中の虫歯予防には毎食後の歯磨き・タフトブラシ・フロス・フッ素歯磨き粉が有効
- ▶矯正前に虫歯・歯周病を完治させてから装置をつける——順番が治療の成功を左右する
- ▶完全個室7室・半個室3室・個室カウンセリングルーム3室で、虫歯治療も矯正も安心して受けられる
- ▶矯正後もメンテナンス・被せ物・ホワイトニングまで一生のかかりつけ歯科として対応
「虫歯になったら?」その不安を解消してから、始められる
「矯正中に虫歯になったらどうしよう」という不安が、踏み出せない理由になっていませんか?その不安、当院に来ていただければ解消できます。矯正も虫歯治療も、同じ医院でシームレスに対応するから、「もし何かあっても大丈夫」という安心感を持って治療を続けられます。
子育てがひと段落した今、自分の笑顔に投資する時間が来ました。「虫歯があるから」「歯周病があるから」は矯正を諦める理由にはなりません。まず虫歯を治して、それから矯正を始めればいい。その順番を一緒に計画するところから、当院との付き合いは始まります。
カウンセリングは個室で、「話を聞くだけ」から始められます。あなたが自信を持って笑える毎日を、一緒につくりましょう。






