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矯正中に虫歯になったらどうする?治療は中断する?原因・予防・対処法を矯正認定医が解説

河底晴紀院長

【監修者】
河底晴紀(かわそこ せいき)
河底歯科・矯正歯科 院長
歯学博士・日本矯正歯科学会認定医・日本口腔外科学会専門医在籍
矯正治療症例数3,000件以上
「矯正中に虫歯になったら、矯正は中断しないといけないの?」
「矯正専門医院で矯正を始めようか考えているけど、虫歯ができたときどうするか不安で踏み出せない」
「装置をつけたまま虫歯の治療なんてできるの?装置を外して別の歯医者に行かないといけないの?」

矯正治療を始めようか考えているとき、「もし矯正中に虫歯になったらどうなるんだろう」という不安を持つ方は多いです。この不安、実はとても重要な視点です。矯正中の虫歯対応は「どの医院を選ぶか」によって、体験がまったく変わります。

この記事では、矯正中になぜ虫歯ができやすいのか・なったときの対処法・装置を外さずに済むのか・そして「矯正医が虫歯も治せる医院」を選ぶことの重要性を、3,000件以上の矯正治療経験を持つ認定医がわかりやすく解説します。「どこで矯正を始めるか」を決める前にぜひ読んでください。

矯正中は「なぜ」虫歯になりやすいのか——研究データが示す現実

矯正治療中に虫歯になりやすいことは、残念ながら医学的な事実です。正確に理解することで、予防と対処ができます。

27〜97%

固定式矯正装置使用患者に初期う蝕病変(ICL)が生じる有病率の幅

固定矯正装置のブラケット周辺に生じる初期う蝕病変(ICL)は矯正治療の最も一般的な副作用であり、その有病率は研究によって27%〜97%と大きく異なります。また、参加者の半数以上が矯正中または矯正後に初期う蝕病変を発症し、一人当たり平均2か所の新しい病変が生じたことが報告されています。

《出典》Distribution of initial caries lesions in relation to fixed orthodontic therapy(European Journal of Orthodontics / Oxford Academic)https://academic.oup.com/ejo/article/46/2/cjae008/7612834

矯正装置が虫歯リスクを高める仕組み

たとえ話

矯正装置(ブラケット・ワイヤー)がついた状態での歯磨きは、細かい部品がぎっしり並んだ精密機械を掃除するようなものです。複雑な凹凸があるため、普通の掃除道具では届かない場所がどうしても出てきます。その「届かない場所」に細菌が溜まり、虫歯の原因になります。

固定式矯正装置、特にブラケットと結紮方法は、舌・頬の流体による自浄作用や咀嚼による清掃効果を低下させて、新たなプラーク蓄積部位を作り出します。こうした部位でう蝕原性細菌を多く含む歯垢が増加することが、矯正治療中のエナメル質脱灰や白斑病変の主な病因となっています。

《出典》The Relationship between Orthodontic Treatment and Dental Caries(IntechOpen)https://www.intechopen.com/chapters/61725

矯正中に虫歯ができたら「どうなる」のか——医院の種類で体験が180度変わる

矯正中に虫歯ができたとき、どんな体験になるかは「矯正を受けている医院の種類」によって大きく異なります。

😰 矯正専門医院(虫歯治療不可)の場合
  • ✗「一般歯科に行ってきてください」と紹介される
  • ✗新しい医院を探して予約・初診の手続きが必要
  • ✗矯正医院と一般歯科の間で情報が共有されない
  • ✗場合によっては装置を外してから虫歯治療→再装着という流れになる
  • ✗矯正の進行が停滞し治療期間が延びることがある
  • ✗「どちらに行けばいいか」混乱してストレスが増える
😊 河底歯科・矯正歯科(虫歯治療も院内対応)の場合
  • ✓矯正医がその日のうちに虫歯も確認・対応の方針を決定
  • ✓必要なら装置を外してその日に虫歯治療が可能
  • ✓矯正医全員が虫歯治療もできる凄腕ドクター
  • ✓治療後すぐに矯正を再開——流れを止めない
  • ✓矯正と虫歯治療の情報がひとつのチームで管理される
  • ✓患者さんの手間・移動・時間を最小化

河底歯科・矯正歯科の矯正医は「全員」虫歯治療もできる——この違いの大きさ

矯正専門医院では、矯正医が「矯正しかできない」ことが多いです。これは矯正に専念するために一般歯科の技術を磨いていないのではなく、「矯正専門」という業態のために一般歯科診療を行わないという方針の問題です。

河底歯科・矯正歯科の矯正医は全員が一般歯科治療もできる凄腕ドクターです。矯正認定医でありながら虫歯の診断・充填・根管治療まで対応できることは、患者さんにとって大きな安心感につながります。

✅ 河底歯科・矯正歯科の矯正医が「虫歯も治せる」理由

院長 河底晴紀……矯正認定医でありながら日本臨床歯科学会(SJCD)で補綴・一般歯科の高度技術を研鑽。矯正と一般歯科の両方で学会発表経験あり

副院長 大西あずさ……矯正認定医でありながら一般歯科治療も積極的に行う「矯正と一般歯科を両立するドクター」

勤務医 河底友紀……矯正専門20年以上の経験を持ちながら、虫歯治療への対応も可能

矯正中に虫歯が見つかったその日に、同じドクターが装置を外して虫歯を治療し、その後の矯正計画をそのまま継続できます。

矯正中の虫歯治療——装置を外す必要があるのはどんなとき?

「矯正装置をつけたまま虫歯の治療はできるの?」という疑問は多くの方が持ちます。状況によって異なりますが、具体的に説明します。

A
 

装置をつけたまま治療できるケース

虫歯が小さく・ブラケットが邪魔していない歯の面(側面・咬合面など)にある場合は、装置をつけたまま充填治療(詰め物)が可能なことがあります。早期発見・早期治療であれば、矯正の流れをほとんど止めずに対応できます。

B
 

🔧ブラケットを一時的に外す必要があるケース

虫歯がブラケット(歯に貼り付けた矯正装置)の直下または直近にある場合は、そのブラケットを一時的に外して虫歯治療を行い、治癒後に再接着します。当院ではこれをその日のうちに行える体制が整っています。

C

⚠️神経まで達した大きな虫歯(根管治療が必要)のケース

虫歯が神経まで進行している場合は根管治療が必要になります。根管治療は複数回の通院が必要なため、矯正のスケジュールを調整しながら並行して進めます。当院は根管治療も院内対応のため、複数の医院をまたぐ手間がありません。

矯正中の虫歯を防ぐために——毎日のセルフケアの方法

虫歯を防ぐためのセルフケアを正しく行うことで、リスクを大幅に下げることができます。

  • 毎食後の歯磨き(特にブラケット周辺)——ブラケットの上・下・周囲を丁寧に磨く。1回の歯磨きに3〜5分かける
  • タフトブラシ(ワンタフトブラシ)を使う——ブラケット周辺の細かい部分に届く専用ブラシ。通常の歯ブラシと併用する
  • フロスまたはウォーターフロスを使う——ワイヤーの下を通すフロスや水圧で清掃するウォーターフロスで歯間の汚れを除去
  • フッ素配合歯磨き粉を使う——エナメル質を強化し初期虫歯の進行を抑制。矯正中は特に積極的な活用を推奨
  • 甘い飲み物・間食を控える——砂糖は虫歯菌のエサ。装置がついている間は特に注意が必要

矯正中の虫歯リスクは高まるが、適切な口腔衛生指導によって虫歯のリスクを下げることができることが示されています。フッ素製品の専門的な使用はブラケット周辺の初期う蝕予防に不可欠なものとして推奨されています。

《出典》Fixed appliances orthodontic therapy as a risk factor for caries development: Systematic review(PubMed / National Library of Medicine)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38180326/

矯正を始める前に虫歯を治しておくことの重要性

「虫歯があるけど矯正をしたい」という方へ、矯正開始前のステップについても正直にお伝えします。

⚠️ 虫歯がある状態で矯正装置をつけることのリスク

虫歯がある状態で矯正装置(ブラケット)をつけてしまうと、装置の下で虫歯が進行するリスクが上がります。装置で覆われた部分は磨きにくく、虫歯が急速に悪化することがあります。

「虫歯があるから矯正できない」ということではありません。矯正前に虫歯を治療して口腔内の健康状態を整えてから矯正を開始することが、矯正を安全に長期間続けるための基本です。

🏥 当院での矯正開始前の流れ

① カウンセリング……矯正の希望・不安・費用の相談(個室)

② 精密検査……3D CT・セファロ・フェイススキャン・iTeroスキャンで口腔内を総合的に把握

③ 虫歯・歯周病の確認と治療……矯正前に必要な治療を院内で完了させてから矯正開始

④ 矯正装置の装着・治療開始……健康な状態から矯正スタート

⑤ 矯正中の定期チェック……矯正調整のたびに虫歯・歯周病の状態も確認。問題があればその場で対応

まとめ——矯正中の虫歯対応は「医院選び」で決まる

  • 矯正中は装置周辺にプラークが溜まりやすく虫歯リスクが上昇する——有病率は研究によって27〜97%と報告
  • 矯正専門医院では虫歯ができると「別の医院へ」となり、手間・時間・矯正の停滞が生まれる
  • 河底歯科・矯正歯科では矯正医全員が虫歯治療もできるため、装置を外してその日に虫歯治療が可能
  • 虫歯の大きさ・場所によって「装置をつけたまま治療できるケース」「ブラケットを一時的に外すケース」「根管治療が必要なケース」がある
  • 虫歯予防にはタフトブラシ・フロス・フッ素歯磨き粉の毎日の使用が有効
  • 矯正開始前に虫歯・歯周病を治してから装置をつけることが、安全な矯正継続の基本
  • 「矯正を始める医院を選ぶこと」=「虫歯になったときにどう対応されるかを選ぶこと」でもある

「矯正中に虫歯になったらどうしよう」——その心配が解消される医院を選ぼう

矯正を始める前に「万が一虫歯になったらどうするか」を確認することは、医院選びの重要なポイントです。「その場合は別の医院で」と言われる医院と、「そのままうちで対応します」と言える医院では、2〜3年の矯正期間中の安心感がまったく違います。

河底歯科・矯正歯科では、矯正認定医2名がそれぞれ一般歯科治療にも精通しており、矯正中に虫歯ができても装置を外してその日に治療できる体制があります。「矯正のことだけ」ではなく「お口全体のこと」をひとつのチームで管理する——これが当院の強みです。

まず「話を聞くだけ」からで大丈夫です。カウンセリングは個室で、費用・期間・万が一のときの対応まで、何でも聞いてください。あなたが安心して矯正治療を完走できるよう、全力でサポートします。

河底歯科・矯正歯科

〒720-0031 広島県福山市三吉町2丁目14-8

TEL:084-931-0041

WEB予約:公式サイトより24時間受付 | 駐車場25台

河底晴紀院長

【監修者】
河底晴紀(かわそこ せいき)
河底歯科・矯正歯科 院長
歯学博士・日本矯正歯科学会認定医(全国約3,300名)・日本口腔外科学会専門医在籍
矯正治療症例数3,000件以上。矯正認定医でありながら一般歯科(虫歯治療・根管治療・補綴)にも精通。矯正中の虫歯をその日に院内対応できる一気通貫体制を実践。
所属:日本矯正歯科学会・日本臨床歯科学会・MID-G・広島県歯科医師会・福山市歯科医師会 理事
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