2018MID-GマニュアルコースMVP受賞

 

 

 

 

 

 

 

事務局の河底です。

もう7月になりますのでタイトルのMVP受賞から数ヶ月がたってしまいました。

日本の歯科医院における教育に「Evidence」ををコンセプトに東京都で9医院を展開されている荒井先生が発足させたスタディーグループがMIDGです。

私たち歯科医院はプロとして最高の歯科医療を提供しなければなりません。

MIDGに出会い当院の教育環境は大きく改善されました。開院当初は、私と妻とスタッフ3名の小さい歯科医院だったので教育は先に入った先輩が教えるというスタイルが当たり前でした。その質のチェックもうまくできていない状況でした。

毎年規模が少しずつ大きくなるにつれ、小さな問題が少しずつ出てきました。当院に新卒で入った歯科衛生士、中途採用で入った歯科衛生士で少しずつやり方が違う、また新たに入ったスタッフはそのやり方の違いに戸惑う、などの問題がありました。教える側も新しくスタッフを迎え入れて嬉しいはずなのに、また一から教えないといけないと思う気持ちがあるのも事実でした。

表題のマニュアルコースでは職種別のマニュアルや医院の規則についてのマニュアルを作成し、年度末に全ての種類のマニュアルを点数化し、賞をいただけるものです。

院長には25年以上の歯科医師としての技術があります。

でもここまでたどりつくには多くの学会・講習会・多くの経験を積みたくさんの苦労もしてきました。ところがマニュアルがあるということは、

その院長が25年以上かけて積み上げてきたのものを大幅に短縮し、技術を確かに学べるという効果があります。

もっとわかりやすくいうとミシュラン3つ星のレストランのシェフが25年かけてつくりあげてきたレシピ。それを同じように開発しようとするとまた25年いやそれ以上かかるかもしれません。ところがそのレシピがあるとどうでしょうか?そのレシピを忠実に再現できる正確さがあれば次なるシェフは25年という歳月を経なくても同じメニューが作れるのです。

マニュアルを半年かけて作る作業は想像してはいたものの、想像以上に大変なものでした。はっきりいって、昭和世代の私はこんなマニュアルなんてなくて「書いて覚えなさい」「見て覚えなさい」で仕事をしてきた世代です。でもそういう気持ちは金輪際、捨ててここまで書く?!というくらい丁寧に書きました。

また、ただただやり方だけを書くのではなく、なぜこうするのか、まで記載したり、若い世代の人がマニュアルを見て読むのが辛くならないように文章をわかりやすくしたり、図解したり、それでも伝わらないものには動画まで作りました。

MIDGのマニュアルコースには毎年全国でもかなり勉強意識の高い歯科医院が集ってきています。その中でMVPに選ばれたということは診療をしていくうえで大きなモチベーションアップにつながりました。また、普段第三者機関に評価してもらう機会は多くはないので、日頃やっている診療への大きな自信にもなりました。新しく入ったスタッフにも、わかりやすくて早く覚えられると好評ですし、患者さんにとってもより高い技術を提供できます。

私たちはこれでいいや、という満足のもとには発展はないと考えています。さらに進化を続けて、プロとして最高の歯科医療を提供できるよう進んでまいります。

 

当院には院内に技工士がいます

私たちが行っている歯科医療には歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手といった、それぞれに役割のある職業で患者さんにより良い医療を提供しています。

今日は、その中でも歯科技工士について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

歯科医師や歯科衛生士と比べると歯科技工士は治療現場では、患者さんと触れ合う機会が少ないので、一般の方にはあまりなじみのない職業かと思います。

歯科技工士は主に歯科技工所で働いている方が多いのですが、当院の強みとしてあげられる項目のひとつに院内に歯科技工士のスタッフがいることです。

なぜそれが強みだと言えるのか、歯科医療において歯科技工士はどのような役割をしているのか、院内技工士がいることによってどのようなことがメリットなのか、実際に当院で行っている歯科技工士の仕事について是非知っていただきたいのでご紹介していきます。

・院内技工士が常住する事のメリット

歯を失ってしまって入れ歯をつくらなければいけなくなった方や虫歯が原因でかぶせをつくらなければいけなくなった方など様々な患者さんが来院されます。そのような方のために、かぶせなど(補綴物)の製作が求められる歯科医院にとっては歯科技工士は欠かせない存在です。

院内技工士がいることによって、患者さんのお口の中を直接見ることができるので、お口の中の状態を把握しやすく、頻繁に患者さんとコミュニケーションが取れます。そのため、患者さんからの要望(見た目が気になる、しっかり咬んで食事をしたいなど)を直接お聞きし、高い満足度を得ることができます。また、院長や歯科衛生士とも密なコミュニケーションが取れるので安心で安全なクオリティの高い医療を提供することができます。

また、実際にかぶせものを作るのは外注で専門的な技工所にお願いしているのですが、院長が常に前進していきたいという考えに寄り添ってくれる勉強熱心な技工士さんです。

また入れ歯についても技工士が常駐していることによって、修理にかかる時間や調節する時間などが圧倒的に短くなります。

入れ歯を作り替えたい、かぶせを見た目の良いものに変えたいなどのお悩みがありましたら、遠慮なくご相談ください。

ゆく年くる年

年内の診療は本日までで年始は1月5日(土)より診療させていただきます。

木曜日に月に1回の院内研修を行いました。

また、今年いろいろな勉強会に出席してくれたスタッフにサーティフィケートを授与しました。統括チーフ、衛生士チーフをはじめ、いろんな意見が出てとてもいい雰囲気で院内勉強会を終えることができました。時には、スタッフが患者さん役になって、こうしたほうがいいんじゃないかと意見を出し合ったり、セミナーで新しく学んできた材料や機械について勉強したりしてきました。この1年間あっという間でした。

さらに、衛生士チーフが当院に勤続5年ということで表彰を行いました。撰さん、そしてみんな本当にありがとう!!!

私も事務局として、患者さんが気持ちよく通っていただける医院作り、スタッフが気持ちよく働けて女性でも長く勤務してもらえる環境を整えることを日々考えてこの1年間、微力ながら邁進してきました。歯科業界では、勤続年数3年が平均的と言われる中、長く当院に勤務してくれるスタッフがたくさんいることは心強く、本当に嬉しい限りです。また、スタッフみんながこんな医院にしたい!と思ってキラキラと働いてくれること。言葉にはしつくせませんが、本当に感謝しかありません。

いろんな方の支えがあり、無事6周年を迎え、1年を終えられることを感謝致します。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

送別会

昨日は、当院に15年勤務した歯科衛生士の送別会でした。

送別会2

送別会1

彼女は、私の父の代から当院に勤務し、移転リニューアルも経験したスタッフでした。当時は、歯科衛生士は彼女を含めて二人、他に受付が一人と私の4人でした。

このころから来てくださっている患者さんもいらっしゃり、いろいろな別れの言葉をかけていただいたようです。彼女は、当院で初めて産休を取って復帰してくれたスタッフであり、

その後も、第二子・第三子と子供を産みながらも、パートや準社員という形で長きにわたり、当院に勤務してくれました。

中でも思い出深いのは移転です。

当時は築50年のビルの1,2階が医院だったのですが、最後の何か月かは、天井からの水漏れ、エアコンの故障、チェアの不具合などいろいろな問題があり、

また、40年父が経営してきた医院の引っ越し作業と後片付けは大変なことでした。

先日、医院が三吉町に移転して5周年を迎え、オープニングスタッフの4人で同窓会もしました。

オープニングスタッフ1

同窓会では、「あの時はあんなことがあったよね」と思い出話に花が咲き、今日の送別会では「来年はああしたいな、こうしたいな」と未来への話に花が咲きました。

私の好きな言葉に「Where there is a will, there is a way」という言葉があります。

願いや夢をもってそれにむかって努力すれば、必ず道は開けると思います。今までも、医院の移転候補地、スタッフ、思い描く医院、頭の中に

こんな環境で働けたらいいなと思うことはすべて実現してくることができました。

今も、こんな医院にして患者様に満足していただける治療を提供したいという思いや、

スタッフに働きやすい環境を整えたい、皆が自分の医院を誇りに思ってくれる医院にしたいという思いがあり

前に進んでいけます。

昨日は、開業の時に設計・施工をしていただいた関係者の方に集まっていただき、今後の構想を練りました。

今年もあとわずか。12月は毎年あっという間に過ぎてしまいますが、皆に支えられて今の自分があることに感謝し、

日進月歩の歯科医療の世界、設備や技術をさらに磨きつつ、最新最良の歯科医療サービスを提供してまいりたいと思っています。

福山市三吉町に移転して5周年

河底歯科・矯正歯科は現在の福山市三吉町に移転して5周年を迎えました。

H22年4月に父から福山で40年続いている歯科を事業承継して、H24年11月に縁あって現在地の三吉町に移転しました。

この5年間を振り返ると、いろいろなことがありました。

H22年には歯科衛生士のスタッフ2名と受付、私の4人でスタートし、現在は10人を超えるプロフェッショナル集団になりました。

H22年にはアナログだった多くの機械類がデジタル化され、レントゲンに関しては、アナログから3次元のCTになりました。

むし歯測定器・世界基準の滅菌器を導入し、滅菌コーナーを改装もしました。

職種も増え、歯科助手・歯科衛生士・技工士・受付とみんなが自分の持ち場をもつプロフェッショナル集団になりました。

そんな中でも、変わらないのは開院当初からの歯科医療に対する考えや自分が何を世の中に提供できるかということです。

当院のコンセプトは、「健口(けんこう)と審美の両立」です。自分の歯で噛める幸せと大きく口を開けて笑える美しい口元を両立させて、口腔内に関する健康を提供することで患者様の人生を幸せにしたい!と考えています。

人数が増えて組織としても大きくなった当院ですが、働く人の幸せも考え、日々福利厚生など考えてきました。

先日、月に1回の全体ミーティングをしていた時のことです。

1人のスタッフがミーティングに少し遅れて登場。

スタッフみんなから5周年のプレゼントをもらいました。

当院のロゴマークをイメージしたバルーン。こんなうれしいサプライズはありません。

5周年スタッフよりプレゼント

ともに働くスタッフ、来てくださる患者様、一緒に仕事をしてくれる技工所や、歯科商店の方、家族、多くの方に支えられて無事5周年が迎えられ、本当にうれしいです。

今後も、患者様にとってはよい治療・環境を、スタッフにとっては働きやすい職場・環境を提供してみんなが幸せになれる歯科を目指したいと思います。

今後も宜しくお願い致します。

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