MonthlyArchive: 2020.11

デジタルもさらに進化をしています〜プライムスキャン導入

 

 

 

 

 

 

 

 

このたび、デンツプライシロナ株式会社のプライムスキャンを導入致しました。

プライムスキャンとは、お口の中を小型カメラで撮影し、そのデータをもとにコンピューターを介して立体的な画像を再現し、モニターに映し出す装置です。お口の中も細かいところまで精密に再現されるので必要な情報を正確にスキャンすることができます。

従来、歯の詰め物やかぶせ物を作るときには、粘土のような材料をお口の中に入れて歯の方取りをする必要があります。人によってはそのネトッとした感覚が気持ち悪かったりしんどかったりし、苦手な方が多くそういった方にとってはかなり負担になっていたと思います。

型を取った後は、石膏を注いで歯の模型を作り、詰め物やかぶせ物を作製していました。

それが、スキャナーを使うことによって、コンピューターでデジタル処理を行い、詰め物やかぶせ物を作製することができるようになります。型取りの材料をお口に入れる必要がなく、石膏での模型も作製する工程も省略できます。データをメールで送るので技工所の人が当院に模型を取りに来る必要もなくなります。型取りが苦手な方は特に気持ち悪さから解放されると思います。

これまでにもお口の中をスキャンする装置はありましたが、プライムスキャンは従来のスキャナーに比べ5倍のデータ量でスキャンタイムは1/4に短縮されました。

また、取り込まれた沢山のデータから必要なデータのみを取り込み、3Dデータをスピーディーに作成することができます。そして写真のようにリアルで極めて正確なデータを作成することができ、画面はタッチパネルで3D画像をくるくる動かしていろんな角度から見ることができます。精度にバラつきがないので、患者さんに精度の高いかぶせ物や詰め物を提供することができます。

私も実際にスキャンを使用しましたが、光を当てるだけですぐ型を取ることができるので時間もかからず思った以上にスピーディーだということ、画像の精度がよく立体的で鮮明にスキャンされているということに驚きました。

このように、歯科業界でデジタル技術は年々進化をし、新しい技術や優れた機器が次々と誕生しています。デジタル化をすることによって患者さんの負担の軽減や、治療時間の短縮ができるようになってきています。

ただし、50年間材料と製法が変わっていない銀歯は、鋳造により製作するので今まで通りの型どり方法になります。

もちろん、デジタルにもメリットデメリットがあるのでしっかり検討したうえで、一人一人の患者さんにあった治療方法を提供していけるように頑張っていこうと思います。

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