昨日は、当院に15年勤務した歯科衛生士の送別会でした。
彼女は、私の父の代から当院に勤務し、移転リニューアルも経験したスタッフでした。当時は、歯科衛生士は彼女を含めて二人、他に受付が一人と私の4人でした。
このころから来てくださっている患者さんもいらっしゃり、いろいろな別れの言葉をかけていただいたようです。彼女は、当院で初めて産休を取って復帰してくれたスタッフであり、
その後も、第二子・第三子と子供を産みながらも、パートや準社員という形で長きにわたり、当院に勤務してくれました。
中でも思い出深いのは移転です。
当時は築50年のビルの1,2階が医院だったのですが、最後の何か月かは、天井からの水漏れ、エアコンの故障、チェアの不具合などいろいろな問題があり、
また、40年父が経営してきた医院の引っ越し作業と後片付けは大変なことでした。
先日、医院が三吉町に移転して5周年を迎え、オープニングスタッフの4人で同窓会もしました。
同窓会では、「あの時はあんなことがあったよね」と思い出話に花が咲き、今日の送別会では「来年はああしたいな、こうしたいな」と未来への話に花が咲きました。
私の好きな言葉に「Where there is a will, there is a way」という言葉があります。
願いや夢をもってそれにむかって努力すれば、必ず道は開けると思います。今までも、医院の移転候補地、スタッフ、思い描く医院、頭の中に
こんな環境で働けたらいいなと思うことはすべて実現してくることができました。
今も、こんな医院にして患者様に満足していただける治療を提供したいという思いや、
スタッフに働きやすい環境を整えたい、皆が自分の医院を誇りに思ってくれる医院にしたいという思いがあり
前に進んでいけます。
昨日は、開業の時に設計・施工をしていただいた関係者の方に集まっていただき、今後の構想を練りました。
今年もあとわずか。12月は毎年あっという間に過ぎてしまいますが、皆に支えられて今の自分があることに感謝し、
日進月歩の歯科医療の世界、設備や技術をさらに磨きつつ、最新最良の歯科医療サービスを提供してまいりたいと思っています。