だいぶん、暖かくなってまいりました。今からゴールデンウィークに向けて、観光シーズンとなっていきますね。

写真を撮る機会もますます増えることと思いますが、あなたの笑顔の真ん中にある白い歯。

キラッと光る白い歯・・・ですか?

今回は、キラッと光る白い歯で思い出の写真に残せるように、歯の「ホワイトニング」についてご紹介します。

●ホワイトニングとは・・・

「ホワイトニング」と聞いて思い浮かぶのは、コーヒー、ワインなどによる着色ですよね。私も大好きです。コーヒーは朝昼晩、毎食後に飲むほどです。

歯磨きはしっかりとしていますが、いつの間にかついてしまう、歯の着色・・・。

コーヒーやワイン、チョコレートのように色の濃い食べ物、タバコのヤニが着色の原因です。

また加齢によっても歯が黄ばんできます。

そんな着色の悩みを解決してくれるのが、歯を白くするホワイトニングです。

ホワイトニングには歯科医院で施術をおこなう「オフィスホワイトニング」、ご自宅でおこなう「ホームホワイトニング」、2つのホワイトニングを併用する「デュアルホワイトニング」の3種類があります。

●ホームホワイトニング

当院でおこなっているホワイトニングは「ホームホワイトニング」で、ご自宅で行っていただくホワイトニングです。

ホームホワイトニングは低濃度の薬剤を使って歯の内側(象牙質)から白くしていきます。

ホワイトニング説明(歯の構造)

特に加齢による歯の黄ばみは歯の内側から生まれるのでホームホワイトニングがおすすめです。

もちろん、コーヒーやワインなどによる着色もこのホームホワイトニングで白くなります。

まずは医院にお越しいただいて、歯の型をとり、ホワイトニング専用のマウスピースを作ります。

そしてご自宅にて、作成したマウスピースにホワイトニングの薬剤を塗布し、歯に装着します。

これをご自分が納得する白さになるまで続けます。

なお、歯の色の変化が分かるように、まずは上の歯をして、それが終わってから下の歯をする・・・というように片顎ずつおこないます。

●ホームホワイトニングのメリット

ホームホワイトニングは専用マウスピースを作成すれば、あとは薬剤を購入するだけで、ご自宅で何度でもおこなうことが出来ます。

他にも次のようなメリットがあります。

・歯を削ることなく自然な白色になり、後戻りもおこりにくいです

・前歯だけではなく、奥歯まで歯を白くすることができます

・ご自宅で、自分の好きな時間に行うことができ、歯科医院での治療時間が短くてすみます

・ご自分のペースで納得のいくまで歯を白くすることができます

【費用】

・片顎 20,000円(税抜) ※マウスピース及びホワイトニング薬剤2本の価格です※

・追加の薬剤は1本 1,000円(税抜)で購入できます

・マウスピースの破損などの再製費用は、片顎5,000円(税抜)です

●ホームホワイトニング Q&A

患者さんから良くお聞きすることをQ&Aでまとめました。

Q.ホワイトニング中の来院は必要ですか?

A.ホワイトニング開始後は1週間に1度来院していただき、歯のクリーニング及び

歯の色のチェックをおこないます。

Q.ホワイトニングは毎日おこなっても大丈夫ですか?

A.毎日おこなっていただいて大丈夫です。ただし、ホワイトニングの薬剤がしみる方も

いらっしゃいます。その場合は2~3日に1度にするなど、頻度を少なくして様子を

みてください。

Q.ホワイトニングの薬剤はどのくらいもちますか?

A.薬剤は毎日使用した場合でも、1週間程もちます。

Q.どのくらいで白くなりますか?

A.個人差がありますが、平均的に1ヶ月ほどでかなり白くなります。

ご自分の満足される白さまで続けていただいて大丈夫です。

Q.すでに入っているかぶせやつめものもホワイトニングで白くなりますか?

A.かぶせやつめもの、また神経のない歯の変色も、ホワイトニングでは白くなりません。

かぶせやつめものの色が気になる場合、着色しないオールセラミックのものに

変えることは可能です。詳しくは当院スタッフへご相談ください。

Q.ホームホワイトニングをする際の注意点はありますか?

A.ホワイトニングは妊娠中、授乳中はおすすめしません。

何か問題があったという報告はないですが、問題がないという報告もないからです。

Q.ホワイトニングをおこなった直後に食事をしても大丈夫ですか?

A.ホワイトニング後は着色しやすい状態になっています。

カレー、チョコレート、ぶどう、コーヒー、紅茶、赤ワインなどの色の濃い食べ物は

少しの間、控えた方が良いです。

またタバコもヤニが着色の原因になるので控えたほうが良いでしょう。

自分のペースで手軽にでき、自然な白い歯になれるホームホワイトニング、いかがでしたか?

ホワイトニング前後

あなたは、歯を失う二大疾患をご存じですか?

「むし歯」はまっさきに浮かんでくることだと思います。

もう1つは・・・そう「歯周病」なんです。

実はこの歯周病、歯の病気だけではなく、なんと全身の病気と関係があるのです!

今日は、その「歯周病」について、しっかりとお話ししようと思います。

歯周病とは・・・

まず、「歯周」とは具体的にはどの部分なのでしょうか?

読んで字のごとく、歯の周りで歯を支えている土台のことを歯周組織といいます。

歯周組織は、目に見えている歯肉(歯茎)と、外からは見ることができない歯根膜、セメント質、歯槽骨で構成されています。

歯の構造

この歯周組織に起こる病気が歯周病です。

歯周病は、プラーク(歯垢)という、歯に付着する細菌の固まりにより引き起こされます。

歯周病の直接的な原因は、これらの細菌の感染であり、これら細菌に体の生体防御機能(免疫)が負けてしまったときに歯周病になります。

歯周病とは感染症なのです。

この歯周病の直接的な原因となる細菌を「歯周病原性細菌」といい、これらの細菌は他のいろいろな細菌と集落を作って生活をしています。

これを「バイオフィルム」といいます。

例えば、台所の排水溝などに付着しているヌメヌメした汚れ・・・。あれを想像して頂ければいいと思います。

歯周病の原因となる細菌は、このような「バイオフィルム」と呼ばれる集落を作って生活しているため、単に薬をつけても細菌を死滅させることができません。

そして、症状の進行とともに歯がぐらつき、最終的には抜けてしまいます。

ご存じのとおり、抜けた歯は二度と元には戻りません。

こうやって、次第に1本、、、2本、、、と歯を失っていくことになるのです。

歯周病の進行度

歯周病の進行度は、①歯肉炎 と ②歯周炎 の2段階に大別できます。

①歯肉炎

歯周病の原因となる細菌は毒素を出して体の組織内に入り込もうとします。

体は外から異物である細菌が入り込もうとすると防衛機能が働いて、その細菌が入ってこないように戦います。いわゆる免疫反応ですね。

細菌と戦っていると、戦場となった歯肉(歯茎)は焼け野原のような状態になります。

この状態が「炎症」です。

実際には歯肉が腫れたり、出血しやすくなります。

この段階が「歯肉炎」です。

ほとんどがブラッシングや歯石除去だけで改善されます。

若年層の方でも思春期性歯肉炎や、妊娠中の妊娠性歯肉炎などの注意が必要です。

②歯周炎

体の防衛機能がなんとか細菌の侵入を食い止めようとしても、プラークが溜まり細菌が増え続ければ、体側はだんだん不利になって後退していきます。

歯周病説明用

その結果、歯肉が下がり、歯周ポケットができてしまいます。(上記図参照)

歯周ポケットとは、歯と歯肉の境目にできる病的な隙間のことをいいます。

この歯周ポケットができると細菌はさらに暴れるようになり、炎症はより深いところまで進んでいき、やがては歯を支えている骨(歯槽骨)などの部分に近づきます。

すると歯を支えている骨は炎症から逃げようとして、体に吸収されていきます。

これが「歯周炎」です。

この状態になるとさらにポケットは深くなり、炎症も拡大し、やがては歯の根元まで進んでいき、最終的には歯が抜けてしまいます。

歯周病と全身疾患の関係

成人における歯周病は、近年のさまざまな研究から、生活習慣病との深い関係性が分かってきました。

特に、歯周病と糖尿病、心疾患、肥満などは、互いに影響しながら重症化する傾向があることもあきらかになっています。

Pと全身疾患との関係

●糖尿病

糖尿病は喫煙と並ぶ歯周病のリスク因子で、糖尿病の合併症の1つともいわれています。

また、炎症を起こした歯周組織の影響で、インスリンの働きを妨げて血糖値を上昇させるとも考えられており、歯周病治療によりインスリンの働きが活発になり、改善されることがわかっています。

●心疾患

歯周病原性細菌が血液中に入り、心臓などに感染を引き起こすことがあります。

また細菌などの刺激によって動脈硬化が進行し、狭心症や心筋梗塞が引き起こされることもあります。

●肥満

内臓の周りに脂肪が溜まる「内臓脂肪型肥満」は、動脈硬化を進行させる原因の1つです。

上記したように、歯周病の原因となる細菌などの刺激によって、この動脈硬化がさらに進行していきます。

この他にも、歯周病に罹患している妊婦さんは早産、低体重児出産のリスクが高くなるという報告があります。

「歯周病は歯の病気」と思っていた方は多いと思いますが、全身の病気に関係してくるとは驚きですね!

歯周病は初期の段階では痛みなどはほとんどありません。

「歯磨きをしっかりしてればいいよね?」

と思われた方・・・。セルフケアは必須ですが、それだけでは足りません。

最初にお話ししましたように、細菌は「バイオフィルム」という集落を作って生活していて、それはセルフケアだけではしっかりと取り除くことができません。

毎日のセルフケアはもちろんのこと、それと同時にプロのケアも必要となります。

歯ブラシでは届かない歯周ポケットに入り込んだバイオフィルムは、歯科衛生士のケアによって取り除くしかないのです。

入れ歯もプロフェッショナルなケアが必要です

「入れ歯は人工物なので磨く必要はない」と考えている方も少なくないと思いますが、もちろん入れ歯もケアが必要です。

ケアをしないままでいるとプラークが溜まり、その中の細菌を誤飲・誤嚥し、肺炎を招くリスクがあります。

またその細菌によって、健康な歯まで歯周病やむし歯になる可能性もでてきます。

まずは入れ歯専用のブラシなどを使った清掃が最も重要です。

そしてブラシなどの清掃で取りきれない歯石や細菌には、化学的な清掃方法をとります。

当院では、市販されていない歯科医専用の強力な薬剤と超音波を用いて入れ歯についた歯石や細菌を取り除く、入れ歯のクリーニングをおこなっております。

驚きの洗浄力ですのでぜひ一度お試しください。

歯周病の治療・予防は、あなたと歯科衛生士との二人三脚で初めて成立します!

治療や予防について詳しくお知りになりたい方はご遠慮なく当院スタッフにお気軽にお尋ねください。

治療の為の定期的な通院、治療後のメンテナンス・・・

忙しい中、大変だとは思いますが、一緒にがんばっていきましょう!!



皆さんは普段筋トレをしていますか?

体を鍛えることはよくあってもお口の中の筋肉を鍛えることはあまり聞いたことがないと思います。さて、お口の筋肉ってどこだと思いますか?

歯の外側には唇や頬、内側には舌がありますよね。これらの筋肉は常に歯に力を与えています。この力のバランスが崩れていると、矯正治療をしていても歯は正しい位置を保つことはできません。

当院では、歯並びを悪くする原因(癖、習慣)を持っている方にMFT(口腔筋機能療法)といって、「お口の周りの筋肉の機能を改善する訓練」を行っています。

目的としては、「歯列の正常な形態を維持するための環境づくり」です。

しかし、MFTは力をつけるだけの「筋トレ」ではありません。強すぎる筋肉はリラックスさせ、弱すぎる筋肉は正しくはたらかせるようにしていきます。

適切なMFTと矯正治療を組み合わせることによって、治療の進行がスムーズになり、術後の後戻りを防ぐことに繋がります。

では、歯並びが乱れる癖、習慣はどのようなものがあるのでしょうか。

ここでいくつか紹介していきます。

<姿勢>

歯並びに影響する要因の一つに、日常的な姿勢があります。

その中でも、睡眠の時やリラックスしている時の姿勢である「うつぶせ寝・横向き寝」と「頬杖」は歯並びへの影響が大きい癖としてあげられます。

この3つの癖があると、

・歯並びが悪くなる

・歯がまっすぐ立たない

・顔のバランスが悪くなる

・全身がねじれてくる など

これらの癖はお口だけではなく全身にも関わってきます。

お口の周りに筋肉は全身の筋肉とも連動していますので、ご自分の姿勢を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

<舌の癖>

舌の癖というのは、例えば舌で前歯を触っていたり、上と下の間にあることです。

では、今みなさんの舌はお口の中のどこにありますか?

舌の位置なんて普段そんなに意識していない方が多いかと思いますが、実は舌にも正しい位置があります。

本来の舌の位置は上顎にくっついており、舌の先は前歯にぎりぎり当たらない位置になります。

図で示されている「スポット」と呼ばれる場所におさまっているのが正しい位置になります。

MFTスポット

舌の癖の中にも舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)といって、舌を前に出す癖があげられますが、元々舌が大きい方や口呼吸や指しゃぶりを長く続けていると現れることがあります。

この癖をしてしまうと、歯の間から舌が見えたり、ご飯を飲み込むときに舌をうまく使えていなかったり、発音がうまくできなくなったりします。

舌が正しい位置にないと歯並びにこんな影響が出てきます。

・出っ歯になりやすい

・受け口になりやすい

・歯並びがガタガタに乱れやすい など

歯並び以外にもこんな影響が出てきます。

・口呼吸

・発音が悪くなる

・顔がたるんでくる など

舌が正しい位置になければ、自らの舌の力で歯並びや咬みあわせを崩しやすくなってしまいます。矯正装置が外れた後の後戻り防止のためにも正しい舌の位置や、正しい飲み込み方を習慣にしていく必要があります。

芸能人にも「やるなら今でしょ」の東大・林修先生や俳優の桐谷健太さんなど、舌癖がある方がいらっしゃいます。おそらくテレビに出て仕事をされている方なので、人から指摘されることもあるでしょうなかなか子供の頃からの癖を大人になって治すということは大変なことです。せっかくきれいに治した歯列を維持するためにも、悪い癖を改善しましょう。


私達は、歯医者が痛いことをされる嫌なところではなく、自分の未来を明るく変えてくれて通ってくるのが楽しくなるような歯科医院づくりを目指しています。

歯科衛生士の住井です。

今日は入れ歯について書こうと思います。入れ歯と聞くと一気に老けてしまったように感じてしまいますが抜けてしまった部分に何も入れない方がずっと老けて見えます。

なくなった歯を補いおいしく食事をしてさらに若さを保つものだと考えると入れ歯も前向きに入れられると思います。

入れ歯にも保険で作れるものと保険外の物があります。

まず保険の入れ歯について書きます。

入れ歯写真

良い点

①保険の物は費用の負担が抑えられます。

②素材がレジンというプラスチックです。そのためもし歯が抜けたりした場合も増歯が行えたり修理がしやすいのです。

欠点

①プラスチック素材に吸水性があるため汚れやにおいが付きやすいことです。

②厚みもあるので保険外のものより違和感はあると思います。

③総義歯になると歯ぐきや口蓋を覆う部分が広くなり食事の時などは味、温度などを感じにくくなります。

保険外の入れ歯にもいろいろ種類がありますが今日はノンクラスプデンチャーについて書きます。

ノンクラスプデンチャー

良い点

①歯にかかるバネ(金属部)がありません。部分入れ歯には入れ歯を固定するために金属のバネが付いています。これが見えると入れ歯をしているというのがわかってしまいます。審美的にも気になる方はいらっしゃると思います。ノンクラスプデンチャーは見た目がとても自然です。

②素材も薄く軽いので異物感が少ないです。弾力性のある特殊ナイロンで装着感がいいです。

③ピタッと歯ぐきに適合が良いので噛む力が全体に分散されて痛みも少なくよく噛めます。

欠点

①費用が保険の物よりはかかります。

②増歯ができないので追加で歯がなくなった場合には再度作成が必要となります。

このように保険の入れ歯とノンクラスデンチャーは良いところもありますが欠点もあります。私たちの口の中は敏感でほんの少しの異物でも違和感を感じます。

ただ、毎日入れていると入れ歯を入れるということに慣れて違和感も減ってきます。この時にノンクラスプデンチャーは保険の物より薄いので慣れやすいです。自費の入れ歯は、インプラントやブリッジに比べたら劣るかもしれませんが、保険の入れ歯よりは快適です。費用は高くても、それで豊かな生活が手に入るのなら、決して高いとは感じないのではないでしょうか?

私は今、歯科衛生士をしていますが子どもの頃は歯医者嫌いで虫歯がひどく乳歯を抜歯したことがあります。その時に乳歯を早く抜きすぎたので永久歯が生えるまで1本義歯をしたことがあります。金属のバネで固定していたので入れ歯だとすぐにわかります。なかなか、小学生で入れ歯をいれている人っていないですよね。

あの経験があるからこそ私はノンクラスプデンチャーを入れてみたいし勧めたいです。

今までに保険の入れ歯を入れた経験がある方なら違いはよく分かると思います。ぜひ興味がある方は聞いてください。

また、当院では、入れ歯の汚れは全身疾患を悪化させるものとして、入れ歯洗浄を行っております。たかが入れ歯と思わず、毎日お口にいれるものです。大切な衣服をクリーニングに出すように、入れ歯の汚れも定期的にきれいにしてくださいね。

河底歯科・矯正歯科では、歯科治療を通して皆様に豊かな人生、幸せな生活を取り戻していただくことを目指して日々診療しております。

失ってはじめて、1本の歯のありがたみがわかり、11本の歯に役割があることを痛感するのです。

1人ひとりの患者様のお口の悩みに寄り添えるような歯科衛生士を目指して私は今日も進んでいきます。皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

歯科衛生士の吉岡です。今日は、歯科での麻酔について書いてみたいと思います。

麻酔を使う場面はどのような時なのでしょうか?


一般的に神経のある虫歯を治療するときや抜歯、インプラント等で使用している歯医者さんが多いかと思います。

もちろん、当院でも同じです。(乳歯の虫歯処置の場合の麻酔は行っていません)

歯医者の麻酔と聞くと皆さんは「痛い」「歯茎に注射」そんなイメージがあると思います。。

しかし、当院の麻酔は、ほとんど痛みがありませんし、そもそも麻酔を打ったことさえ、気づかない方もいらっしゃいますのでご安心下さいね。

そこで今回は当院のやり方に沿って麻酔が少しでも好印象になるポイントをいくつか紹介します。

ポイント①:表面麻酔

表面麻酔にはジェルタイプのものやシールタイプのものがありますが

当院ではシールタイプのものを使用しています。

縦横5ミリぐらいに切ったものを麻酔するところ(歯茎)に貼って約1分待ちます。。

表面麻酔は、表面(歯茎)の感覚を麻痺させる方法です。「麻酔の麻酔」といったところでしょうか。注射針の入る痛みをかなり軽減します。

表面麻酔シール

ポイント②:カートリッジ(保存温度)

当院では保温器でカートリッジを痛みが少ないと言われる37度に温め、保温しています。

麻酔

ポイント③:注射器

当院には二種類の注射器があります。どちらも電動注射器なので自動的に組織の硬さに合わせて一定の速度で薬液を注入できるので注入時の痛みが比較的少ないです。この時に一定の速度で薬液を注入できることや、注射針の入れ方などに歯科医師の技量がでます。院長は、極めて「痛みの少ない」治療にこだわりを持っているので痛みのなさを確かめて見て下さい。

麻酔2

ポイント④:注射針

針の種類は太さが三種類あり、0.3ミリ、0.28ミリ、0.26ミリとあるのですが

当院では刺す痛みを軽減するために0.26ミリと一番細いタイプのものを使用しています。

このように、痛みの少ない治療には、テクニックと最新の医療機器が必要です。

また、治療に来られて麻酔をした際に、麻酔をしてある程度時間がたっているのに効いている感じがしない、そのような経験をした方いませんか?

治療中の歯の痛みを消失させるには、歯茎から注射した麻酔薬が、骨の内部に浸透していき、歯根の周囲で歯の内部に繋がる神経をブロックしなければなりません。痛みなどの刺激は神経線維を介してインパルスという電気信号として脳に伝えられます。脳にこの信号が伝わらない様に、局所麻酔薬には電流をブロックする作用があります。この麻酔の作用は周囲の組織のpHにより効き目が左右されるため、以下の条件のような場合に、麻酔が効きにくい状態となることがあります。

1.強い炎症を起こしている時
2.周囲の骨が硬い場合
3.根の周囲に膿が溜まっている場合
4.下の奥歯

歯の神経や歯肉、歯根の周囲に強い炎症があり、その炎症が強ければそれだけ麻酔は効きにくくなります。
また、長期間放置されていた虫歯の歯や、膿んだままになっていた歯では、骨の中にばい菌が侵入してこない様に、骨の側の防御機転により骨自体が石のように硬くなる場合があります。骨が硬いと麻酔が染み込みにくくなるため、神経のところまでなかなか届かないことになります。したがって、歯の治療に苦手意識があり、おかしいなと思いつつも、ついつい受診を先延ばしにしてしまう方、痛くなるまで放っておいて急患として来院する「今すぐ何とかして!!」タイプの患者さんほど、麻酔は効きにくいのです。


当院では麻酔が聞かない場合、麻酔の量を追加させてもらうようにしていますので、もしそのような場合がありましたら院長やスタッフまで声をかけていただくとよいと思います。

また、あまりにも強い炎症を起こしている場合には、まず抗生剤を23日服用していただき、治療を次回に持ち込むことも選択肢の一つです。

むし歯などを早めに治療していれば、麻酔が効きにくくなる状況になることはありません。ほとんどが痛みをギリギリまで我慢してしまった場合に起こるので、定期的に検診などを受けたり、おかしいなと思ったら早めに受診していただければ、治療自体も簡単に済みます。




宇野選手歯列矯正終了宇野選手歯列矯正中

事務長の河底です。

冬季オリンピックが昨日閉幕しました。

私は自分が歯列矯正をした経験者であり、また歯科に勤務するようになり、選手を見ていても歯列矯正している方や歯並びに目がいきます。

歯並びは、見た目だけのものと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯並びや噛み合わせは筋肉や姿勢に影響します。

噛み合わせが安定していると、運動能力が向上するといわれています。

私が気になったのは、やはりフィギアスケートの宇野昌麿選手、宮原知子選手、坂本花織選手です。坂本選手は全日本選手権の時には装置がついていましたが、

今回のオリンピックではすでに装置がとれていましたね。

フィギアスケート選手では、この他にもキムヨナ選手が矯正治療をされていましたよね。

歯列矯正で歯並びがよくなると、見た目の美しさはもちろん、体のゆがみが改善され、バランス感覚や歯を食いしばったときの力の出し方などがよくなります。

フィギアスケートでは回転、ジャンプなど我々一般人が想像もつかないような食いしばりをしているでしょうし、バランス感覚も競技のうえで大切でしょうから、

選手にとって歯列矯正がいかに良い影響を及ぼすか、明白です。

他に歯並びを改善することにより得られるいいことは・・

1.しっかり噛めるので胃腸に負担がかからない

2.大きな口をあけて笑える

3.磨きにくかった箇所がなくなり、歯磨きをしやすくなる結果、むし歯や歯周病にならない

4.歪みがなくなり、肩こりや頭痛が改善される(肩こりや頭痛は歯並び以外に原因があることもあります。)

5.発音障害がなくなる(歯がないと音がもれたり、英語の発音がうまくできなかったりということがあります。)

歯列矯正の相談に来られる方には、歯並びをよくしたい理由があってこられます。私自身は、小さいころ、矯正治療の知識のない先生に

簡単に八重歯を抜歯され、抜けたところに歯がより正中がずれてしまいました。あの頃、きちんと矯正がわかっている先生に出会って適切に治療をしておけば、

正中がずれなかったんだろうなと思います。私は、この正中がずれたことによって学生のころ、口をどこで閉じていいかわからない、常に顎がずれているような気がして、

ひどい肩こりや頭痛に悩まされていました。

口をどこで閉じていいかわからない、ってなにも問題のない人から見れば、どういう意味?となるのでしょうが、

口を閉じるということ自体、無意識のうちに行っていることで慢性的にすっきりしていない状況でした。

見た目だけを気にして行った歯列矯正ですが、今は、肩こり、頭痛、またひどかった便秘も解消され、毎日がとてもハッピーです。

もっと早く矯正治療をしておけばよかったと思いますので、歯並び相談でご自分のお子さんを連れてこられる親御さんには、

それに気づいてあげられるなんて、なんて素晴らしい!と思います。私も、自分の両親に口をどこで閉じたらいいかわからないということは

大したことではないと思い、伝えたこともありません。

歯列矯正には、期間もお金もかかりますが、自分の頭痛、肩こり、便秘がなくなり、あの何年もに及ぶ悩みから解放されたのですから、

かけがえのない幸せを手に入れたと思います。歯並びを治したいといったときに、いいよと快諾してくれ、支払をしてくれた両親に感謝しています。

トップアスリートと歯並びの関係から話がそれてしまいましたが、今回のフィギアスケートでは、男子の羽生選手、宇野選手の金・銀メダル獲得は本当に素晴らしかったです。

スポーツのトップレベルを目指しているお子様をお持ちの親御さん、またはスポーツをしていなくても、ここ一番の時に正しい噛み合わせであることは、

集中力を高めることにつながってくると思います。歯列矯正の意義を今一度考えていただき、

お子様に一生もののプレゼントをされてはいかがでしょうか?

セラミックの歯

河底歯科・矯正歯科では、完全にメタルフリーを目指して補綴物(インレークラウンなどのかぶせもの)を一新しました。

院内に技工士がおり、全体ミーティングで銀歯やセラミックの補綴物を勉強し、わかりやすくまとめましたので参考になさってください。

●「かぶせ」と言ったら銀歯・・・だった時代

今、このブログを読んでくださっている、あなた。

鏡の前で、もしくは手鏡を持って、口を大きく開いて、自分の歯を見てください。

「銀歯」は何本ありますか?

「0本だよ!治療した歯はないよ!」というかた。大変素晴らしいです!ぜひ、そのままのお口を保ってください!

大人のかたで「銀歯」がない方は、たぶんすごく稀だと思います。

2014年の調査では、20代~60代の「銀歯」を入れている人の率は、なんと71.2%という結果も出ているくらいです。

では、あなたのお口にも入っている、その「銀歯」。素材は何だかご存知ですか?

銀歯の素材は「金銀パラジウム合金」と言う金属です。

成分を細かく言うと、金12%、パラジウム20%(JIS規格)、銀50%前後、銅20%前後、その他の金属数%・・・という内容です。

この「銀歯」、実は50年間、作り方がほとんど変わっていません。

歯科の進歩がめざましい昨今においてびっくりですよね?!

そして、先進国の中でこんなに「銀歯」を入れている国民が多いのは日本だけです。

なぜ、「銀歯」という、見た目にも目立つ、昔からの素材を日本人は歯にかぶせているのでしょうか・・・?

●「銀歯」を選ぶリスク・・・

「だって健康保険内でできるからでしょ?」

そうですね。みなさん、そう答えられると思います。

日本は基本的に国民皆保険なので、歯科治療も保険内なら3割負担ですみます。

ただ、健康保険内でできる治療だからといって、「銀歯」を選ぶということは、実は様々なリスクを抱える・・・ということにつながっていくのです。

今、歯科医やスタッフ、その家族がむし歯になってかぶせものをどうしますか?という選択肢に直面した場合、銀歯を入れるでしょうか?

答えは「NO」です。

銀歯を入れるということは、

1審美的に美しくない

22次むし歯になりやすい(銀歯の下でむし歯は広がりやすく、再治療が必要になる確率が高くなります。)

3口腔内にいれた銀歯は劣化し、体内に金属が蓄積される(シルバーのアクセサリーや食器を持っている方、銀って黒ずむのをご存知ですよね?)

4金属のせいで歯茎が黒っぽくなる(今ある銀歯が入っている箇所の歯茎の色をよく見てみてください。)

今までは、なんとなく、高いものをすすめにくい、健康保険で認められているものだからとおもい、とくに審美的欲求の高い方にのみすすめていた銀歯ですが、当院では、自分が受けたい治療、自分の家族に受けさせたい治療を目指しています。

そうすると、高くても、よいものはよいセラミックをおすすめすることになるのです。

●まだまだある、「銀歯」のリスク ~ガルバニック電流~

金属製のスプーンなどを口に入れた時に「キーン」と嫌な感じがした経験はないですか?

これは口の中でごく微弱な電流が走っているからなのです。

これが「ガルバニック電流」です。

簡単に言うとガルバニック電流とは、異なる金属同士が触れ合うことで発せられる電流のことです。

「ガルバニ電池」といえば聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

ボタン電池もこの原理を利用して作られています。

とっても飛躍して言ってしまえば、あなたのお口の中でボタン電池のような現象が起こっている!?ということになります!

なぜなのか?・・・お口の中にある金属と言えば・・・

そう、むし歯を削った歯にかぶせた「銀歯」ですね。

銀歯が複数ある人はスプーンを口に入れなくても、口の中の銀歯同士が唾液などを介して接触することにより電流を発していることになるのです。

実はこのガルバニック電流、舌炎を起こしたり、またはアレルギーを発症したりする可能性も指摘されています。

他にも、まだ研究段階ではありますが、このガルバニック電流が原因で、疲れや不眠、イライラなどのトラブルがおこる事があるとも言われています。

●メタル=金属を使わない「かぶせ」へ・・・

ここまで、銀歯の素材である「金銀パラジウム合金」という金属のことをお話ししてきましたが、ひと昔前には「アマルガム」という無機水銀を素材とした詰め物も使用されていました。

しかし、歯科の進歩によって、これら金属の身体への有害性が研究されるようになり、時代は「メタルフリー」へと変化しています。

当院でも、オールセラミックの金属を使わない「かぶせ」や「つめもの」を取り入れ、患者様ひとりひとりのお口の状況に最適な物をおすすめしています。

オールセラミックと聞くと「銀歯ではない、白い歯」というイメージがありますが、

決して「白い歯」という見た目のメリットだけではありません。

口の中の環境を改善することによって、しっかり食べられるようになり、それが身体全体の健康維持にもなりつながり、そしてQOL(生活の質)を高めることにもなる・・・。

私たちはそのように考えて患者様ひとりひとりと向き合っています。

「銀歯が入っているけど、セラミックに変えようかな・・・」

そう思ってくださった方、まだまだ迷いがある方、もっとメタルフリーについて話が聞きたい方、、、どうぞご遠慮なくお気軽にスタッフにお声かけください。


認定医

今日は矯正をするにあたりどこの歯科医院を選択するのがよいのか、そして矯正専門医院と当院の違いについてもお話していきたいと思います。

矯正をしたいと思ったらまずどこの歯科医院でするのかを選択しなければいけません。

矯正専門医院の方がいいのでは?と思われる人が多いと思いますが、ここでは私が当院に勤務し始めて、思った個人の見解を述べたいと思いますので参考にしてくださいね

矯正治療は、歯科の中でも特に専門性が高い分野と言われています。

しかし、歯科医師免許を持っていたら、標榜科目は自由です。わかりやすく言えば、矯正治療を一度もしたことがなくても矯正歯科と標榜することもできるのです。

そこで、一つのわかりやすい基準となるのが、「日本矯正歯科学会の認定医」資格です。全国10万人いる歯科医師のうち、日本矯正歯科学会認定医は約2965人(2015年)です。認定医の取得には、5年以上の矯正治療経験と50症例以上の実績が必要とされていますが、矯正治療をされる方は、むし歯の治療よりはるかに長い治療期間と費用をかけるわけですから、しっかり歯科医院は選ばれたほうがいいと思います。

通常は、認定医を持っている歯科医師は、矯正専門医院で開院するケースが多いです。

私も、入職してから、院長に話を聞いたことがあります。

「どうして矯正専門医ではなく、一般歯科もできるようになったんですか?」と。

院長は、先代の院長(院長の父)が矯正治療と一般治療を両方やっていたことが大きいけれど、自分が父親になったときに、子供のむし歯治療ができないのではなく、むし歯の治療もできる歯科医師になりたいと思ったのが、両方を手がけるきっかけだったそうです。

また、インプラントに関しても、先代の院長がしていたので、引き継ぐ形ですることになったが、歯がなくなったときの選択肢として、インプラントの意義を非常に強く感じて、研鑽を続けているそうです。

また、矯正治療に対しては、

「矯正治療は最大にして最高の予防」

「矯正治療こそが、予防のスタートラインだ」という信念があるそうです。

よく、院長が八重歯のおばあちゃんはいないんだよという話をするのですが、八重歯をそのままにしておくと口腔内の歯が少しずつ崩壊していくそうです。

歯並びをよくすると、見た目だけを気にされる方がたくさんいますが、

・むし歯や歯周病のリスクが少なくなる

・かみあわせがよくなり、食べ物をよく噛めるようになる(胃腸に負担を与えない)

など、健康面でも、いいことがたくさんなんですよ。

また、矯正専門医ではなく、当院のような一般歯科も手掛ける認定医で治療するメリットはほかにもあります。

矯正治療中にむし歯ができたり、抜歯となった場合、当院は、すぐに対処できます。

でも、それよりももっと大きい意義があります。

それは、矯正をしている先生は、歯並びをよくすることに重点を置いて矯正治療をしますが、当院では、補綴と言ってかぶせの治療などもできるので、矯正専門医にはない発想で患者さんの口腔内をよくする方法を提案できます。

矯正治療は、予防のスタートラインといえる素晴らしい治療です。

通常のむし歯の治療に比べ、患者さんの感動も大きいですし、喜ばれます。しかし、矯正治療にも限界はあります。それは、元々の歯の形や大きさまでは治せないということです。

患者さんの中には、歯の形や大きさに問題がなく、歯並びを治すだけでいい方もたくさん、いらっしゃいますが、私が診ている限り、いろいろな方がいて、矯正治療をした後にかぶせの治療をして歯の形態をきれいにしたり、歯の本数がない場合には、インプラントをしたりもします。これこそが当院の強みです。

また、矯正治療が終わった後も、ずっとメンテナンスに通っていただくことが可能であり、その後のむし歯や補綴にも十分に対応できます。

上記は、私の個人的な見解ですが、ぜひ参考にして医院選びをしてみてください。


歯科衛生士の吉岡です。

今日は、歯がなくなったときの選択肢として、ブリッジ・インプラント・入れ歯をわかりやすく徹底比較してみたいと思います。

歯がなくなったとき、皆さんはどう思われますか?

歯がなくなって再生する!と思われていた患者さんに遭遇したことがありますが、永久歯は失ってしまうと、二度と取り返すことはできません。

1本くらいなら抜けてもそんなに問題がないでしょう?」と思う方もいるかもしれません。しかし、抜けてしまった分だけ、噛む力は確実に弱くなります。

また、歯はお互いに支え合っているので、1本でも抜けてしまうと、隣り合う歯やかみ合う歯にも影響が出てきます。

そのため、歯が1本でもなくなったら、何かの方法で歯を補う必要があります。

そんなとき、3つの方法があります。

1つ目はインプラントです。

インプラントの良い点は、顎の骨に埋入するのでしっかりと固定できることです。

また、残っている歯を削ることはないので他の歯には負担がかかりません。

見た目もよく、他の歯と同じように咬める力を持っているので硬いものや食べ物がおいしく食べられるといわれている患者様が多くいらっしゃいます。

インプラントは保険外治療なので確かに高額にはなりますが、自分の歯を140万程度で再生できると思えば、お金をかける価値はあるでしょう。1本の歯だって、ものすごく価値があるのです。あなたの指が1本とけてなくなったのが1本40万で再生できますよ、と言われたら、迷わず、治療をしませんか?

ただし、顎の骨が細かったり、骨がなかったりする方には、インプラント治療はできません。また、抜歯程度とはいえ、外科手術に耐えられるだけの体力がないと無理ですし、全身疾患がある方・骨粗しょう症のお薬を長期にわたり飲まれている方は、治療できないことがあります。

インプラント図

2つ目はブリッジです。

ブリッジは、抜けてしまった部分の両隣りの歯を土台にして、ひとつながりになった人工の歯を入れる治療法です。その状態が橋を架ける様子に似ていることから、ブリッジと呼ばれています。

ブリッジは入れ歯のように取り外しできるわけではありません。
土台となる歯に、歯科用接着剤でしっかり固定されています。そのため、生まれ持った歯とほぼ同じように噛めますし、普段はブリッジが入っていることを意識することもありません。

ただ、ブリッジを入れるためには、土台となる歯を削る必要があります。歯の上にそのままブリッジを取り付けたのでは、その部分だけ高くなって噛み合わせが変わってしまうからです。

一般的にブリッジでは、土台となる歯を削る量や、土台となる歯の本数が多ければ多いほど、しっかりと固定できます。でも、土台にするために健康な歯を削らなければならないことに、抵抗感を持つ人も多いかもしれません。

ブリッジ図


3つ目は、入れ歯です。

入れ歯は、大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯があります。

入れ歯を入れる目的は、形態(審美性など)と機能(咀嚼、発音など)の回復、お口の中を安定した状態に保つことにあります。

歯を削除量はブリッジほどではありませんし、取り外しができるので手入れが簡単です。

欠点としては、入れ歯をしていると、お口の中で合わなくなってきて痛みを伴うことがあったり、咬む力が健康な状態と比べて、20%から40%くらいになります。

また、異物感もあり、発音しにくいことがあります。


安定性や審美性、咬合力など総合的にみてみますと、やはり一番長く使っていただけるのは

インプラントということがわかりますね。

しかし、長持ちさせるためには、ご自身による毎日の歯磨き、当院で行っているメンテナンスが重要になってきます。

補うものにはそれぞれ利点と欠点がありますので、よくお考えの上、治療方法を決めてくださいね。


DAの重森です。今回は「歯磨きの仕方」についてお話しします。

皆さんは1日に歯磨きを何回していますか?そして歯磨きにかける時間はどれくらいですか?

歯磨きは、1日最低でもの2回、特に夜寝る前の歯磨きはとても大切です。

また歯磨きにかける時間は7分~10分が理想。12回の歯磨きすべてこの時間はかけられないとしても、夜寝る前の歯磨きはしっかりと時間をかけましょう。

ただし、なんとなく歯磨きをして10分が経った・・・ではあまり効果的ではありません。

歯磨きの仕方にはいくつかの方法がありますのでご紹介します。


●歯磨きの仕方1 ~縦磨き法~

この磨き方は、歯と歯の間が広く開いている人、細かな操作が困難な人に向いています。

・歯ブラシの毛先を歯に対して直角にあてて、歯の根元に向けて上下に歯ブラシを

動かします。

・歯の裏側は歯ブラシを縦に使います。

・歯の噛みあわせの面には歯ブラシを前後に動かします。

・奥歯には歯ブラシを斜めに入れて往復させます。


●歯磨きの仕方2 ~スクラビング法~

この磨き方は、軽い歯肉炎がある、歯肉が退縮している、知覚過敏・・・などのお口の状態の方におすすめです。

・歯ブラシの毛先を歯に対して直角にあて、小刻みに左右に往復させます。

・前歯の裏側は歯ブラシを縦に入れて1本ずつ小刻みに動かします。

・奥歯は、歯と歯の境目に毛先を当てて、小刻みに動かします。


●歯磨きの仕方3 ~バス法~

歯茎が腫れている、出血がある、歯周ポケットが深い・・・などのお口の状態の方に向いている磨き方です。

ただ、歯ブラシの操作が難しいことと、誤った磨き方をした場合歯茎を傷付けることがありますので注意が必要です。

・歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目にあて45度の角度を保ちながら左右に小刻みに

動かします。動かすというより振動させる、という感じです。

・前歯の裏側は、歯ブラシを縦に入れて、1本ごとに振動させるように磨きます。

・奥歯の裏側は、表側と同様に行います。



このほかにも細かい磨き方はいろいろありますが、どの磨き方も、あまり力を入れすぎると歯が摩耗したり、歯茎が退縮したり傷が付いたりすることもあります。

自分のお口の状態に合った磨き方をすることが大切ですので、歯磨きについて不安に思われた方は来院時に歯科衛生士におたずねください!

●乳歯は虫歯になりやすい・・・

以前のブログで乳歯のことについてお話ししてきましたように、乳歯はとても大切な歯です。

しかし、乳歯は永久歯に比べて未熟なのでとても虫歯になりやすいのです。

乳歯で特に虫歯になりやすい歯は以下の通りです。

・上の前歯・・・歯の付け根と、歯と歯の間に汚れがたまりやすい。

・奥歯・・・23歳頃に生えてくる。いちばん虫歯になりやすい。

また、乳歯は虫歯になると進行が早いので注意が必要です。

●子どもの歯磨きについて

お子さんの大切な歯を虫歯にしない為にも、歯が生え始めたら、口の中のケアと歯ブラシに慣れさせる練習をしましょう。

・食後はぬらしたガーゼで歯を拭く(生後78ヶ月頃から)

・乳児用歯ブラシでケアをする

・上下の前歯が生えてくる1歳半頃から歯ブラシを使用する

・食べたら歯ブラシを持たせたり、口にくわえたりさせ慣れさせる

磨き方は、汚れがたまりやすい歯の付け根、歯と歯の間などをお子さんが嫌がらないうちに手早く磨きます。

食べたら磨く、のが理想ですが、その日の汚れをその日の内に落とすことを心がけましょう。

●仕上げ磨きについて

お子さんの歯を守っていく上で大切なのは保護者の方のチェックです。

2歳くらいまで・・・保護者の方が全面的に磨いてください

6歳くらいまで・・・お子さんの磨き残しを磨きましょう。仕上げ磨きです。

9歳くらいまで・・・お子さんの歯磨きをチェックしてください。点検磨きです。

ここに書いた年齢はあくまで目安です。お子さん個々の成長や性格などに合わせて保護者の方がチェックをしてあげてください。


●磨き残しをしないためには・・・

ここまで歯磨きの仕方についてお話ししましたが、実は歯磨きのみでは、約7割しかプラーク(歯垢)を落とせないのです!

この磨き残しをしないためには、歯ブラシの他に、デンタルフロスや歯間ブラシなどの歯と歯の間を掃除するためのアイテムを使いましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシは、歯間に挟まった食べかすを取る爪楊枝の代替品ではありません。歯ブラシと同様、プラークを取るのに必要なアイテムなのです。

ただ、フロス(糸)となると使い方が難しい・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。当院では、フロス初心者の方も使いやすいY字型のホルダータイプのフロス(ウルトラフロス)もご用意しておりますので、スタッフへお気軽にお声かけください。

●おススメの歯磨きアイテム

ここで、重森おススメの歯磨きアイテムをご紹介します。参考になさってください。

・フィリップス ソニッケアー

電動歯ブラシです。音波水流で歯垢を落とします。

通常の手磨きの半分の力でブラッシングでき、毛先の届きにくい歯間部や奥歯などのプラークを効果的に除去します。

歯垢除去力は、手磨きの最大10倍!

んといっても、楽です。自分で手を動かすことがないので、私は、テレビをみながらゆっくり磨いています。

ソニッケアー

・テペ(歯ブラシ)

予防歯科の先進国であるスウェーデン製の歯ブラシです。

なんと、スウェーデンの薬局で購入された歯ブラシの77.2%はテペ製なのです。

ちなみに、みなさん、歯ブラシいつ交換しましたか?

歯ブラシの交換は1ヶ月に1回が目安です。

毛先が開いてしまった歯ブラシでは、歯ブラシ本来の歯垢除去力が発揮されません。

また長期間使っている歯ブラシには細菌もたくさんついてしまっています。

当院は、歯ブラシを単なる歯磨きの道具とは考えていません。

風邪をひいたらお薬を処方するにように、当院では、患者さんお一人おひとりに合わせて歯科衛生士がおすすめの歯ブラシを処方しています。