当院には院内に技工士がいます

私たちが行っている歯科医療には歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手といった、それぞれに役割のある職業で患者さんにより良い医療を提供しています。

今日は、その中でも歯科技工士について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

歯科医師や歯科衛生士と比べると歯科技工士は治療現場では、患者さんと触れ合う機会が少ないので、一般の方にはあまりなじみのない職業かと思います。

歯科技工士は主に歯科技工所で働いている方が多いのですが、当院の強みとしてあげられる項目のひとつに院内に歯科技工士のスタッフがいることです。

なぜそれが強みだと言えるのか、歯科医療において歯科技工士はどのような役割をしているのか、院内技工士がいることによってどのようなことがメリットなのか、実際に当院で行っている歯科技工士の仕事について是非知っていただきたいのでご紹介していきます。

・院内技工士が常住する事のメリット

歯を失ってしまって入れ歯をつくらなければいけなくなった方や虫歯が原因でかぶせをつくらなければいけなくなった方など様々な患者さんが来院されます。そのような方のために、かぶせなど(補綴物)の製作が求められる歯科医院にとっては歯科技工士は欠かせない存在です。

院内技工士がいることによって、患者さんのお口の中を直接見ることができるので、お口の中の状態を把握しやすく、頻繁に患者さんとコミュニケーションが取れます。そのため、患者さんからの要望(見た目が気になる、しっかり咬んで食事をしたいなど)を直接お聞きし、高い満足度を得ることができます。また、院長や歯科衛生士とも密なコミュニケーションが取れるので安心で安全なクオリティの高い医療を提供することができます。

また、実際にかぶせものを作るのは外注で専門的な技工所にお願いしているのですが、院長が常に前進していきたいという考えに寄り添ってくれる勉強熱心な技工士さんです。

また入れ歯についても技工士が常駐していることによって、修理にかかる時間や調節する時間などが圧倒的に短くなります。

入れ歯を作り替えたい、かぶせを見た目の良いものに変えたいなどのお悩みがありましたら、遠慮なくご相談ください。

矯正治療の後戻りと保定装置について

こんにちは。トリートメントコーディネーターの重森です。

蒸し暑くなってきましたね。

1年もあっという間に半分を過ぎました。

早いですね~!!

1年の折り返し地点にきて、私はやっと年初めに立てた目標の1つである、

「ダイエット」に取り組み始めました・・・(遅いですけどね)

ここ1ヶ月間、ほぼ毎日、2時間近くのウォーキングを続けた結果・・・

1ヶ月で3.7kgの減量に成功!!(食事管理もしながら)

・・・ただ、ここで喜んでばかりではいけません・・・

今まで何度も繰り返してきたリバウンド・・・

だいぶふくよかな私はまだ目標体重には到達していませんし、

「後戻り」しないためにも、今後も運動と食事の管理をしっかりと続けていくつもりです!

さてさて、ダイエットにリバウンドは大敵ですが、

歯にも「後戻り」があることをご存じですか?

今回は「矯正治療の後戻りと保定装置」についてお話ししたいと思います。

【歯の後戻りとは・・・】

歯の後戻りとは、歯列矯正治療によって改善した歯並びが、元の悪い状態に戻ってしまうことを言います。

装置を付けて歯を動かし、歯並びを改善していく歯列矯正治療ですが、

治療終了直後の歯はかなり動揺しています。

これは、歯の周囲の骨や歯肉などの組織がまだ歯をしっかりと取り巻いていないからです。

この状態で放置してしまうと、歯は動き、元の悪い歯並びに戻ってしまいます。

また、舌の癖、生活習慣(うつ伏せ寝や頬杖など)でも歯並びは悪化します。

その為、歯並びが改善し矯正治療の装置を取り外した後に、改善した歯並びの状態で固定させるよう保定装置を取り付けます。

【保定装置について】

歯を固定させる保定装置にはいくつかの種類がありますが、

当院で主に使用しているのは、以下の2種類です。

歯の裏側に直接つける固定タイプ

 

 

 

 

 

 矯正治療終了後、歯型を取り、その歯型に合わせて細いワイヤーで形を作ります。

 この保定装置は主に上下の前歯部~小臼歯の裏側に、専用の接着剤で直接つけます。

 付けるとご自身では取り外しはできない固定タイプです。

 歯に直接付けており、食べかすが残りやすいのでそれを意識しながら、

丁寧に歯磨きをしてください。

就寝時にのみつける取り外しタイプ

 

 

 

 

こちらの保定装置も、歯型を取り、そこから作ったものです。

 薄いプラスチック素材で、夜寝るときに付け朝起きたら外す、取り外し可能なものです。

 日中は外して、専用ケースで保管をします。

 夜付ける前には必ず歯磨きをしましょう。

 装置のお手入れには専用の洗浄剤がありますので、そちらを使用します。

当院では以上の2種類の保定装置を同時に使って頂いています。

保定装置を付けておく期間については、歯科医によって意見が異なりますが、

当院の院長の考えでは、最低でも2年、理想は「できるだけ長い間」つけて頂くことです。

保定装置を付けていないと、歯はフリーの状態になり後戻りをする可能性が高くなります。

歯に直接つける固定タイプは、歯の裏側につけるので目立たないですし、

取り外しタイプも就寝時のみの使用なので、ぜひとも出来るだけ長い期間、着けていただくことをおすすめします。

【矯正治療終了後もメンテナンスにお越しください】

保定装置が取れていないかチェックのためにも、

矯正治療後、メンテナンスにお越しください。

当院では3ヶ月に1度のメンテナンスをおすすめしています。

保定装置のチェックはもちろん、むし歯、歯周病のチェック、歯垢歯石の除去をおこないます。

キレイになった歯並びを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスはかかせません。

お金も時間もかけて治した歯並び、しっかりと管理をして維持していきましょう!

よく聞く口内炎、その原因や治療法は?

今日は口内炎の話をしたいと思います。

堀ちえみさんのニュースがあってから今までただの口内炎と思っていたものが気になりだしたという方が増えています。

患者さんからも「ベロにできたのも口内炎っていうのかしら・・・」と質問を受けたりします。

答えはYES!なんです。

実は口腔内の粘膜の表面にできた炎症は全てまとめて『口内炎』と言われます。

口内炎ができた部位によって 舌炎や口唇炎、口角炎と分類させることもあります。

病態によって アフタ性口内炎や潰瘍性口内炎と分類されるものもあり、一口に口内炎と言っても詳しく見てみると様々な種類があります。

次になぜ口内炎ができるのかです。

原因は様々ですが明らかになっているものは、細菌・真菌・ウイルスなどによる感染症として起こるものです。

これも感染している菌によって名称が違ってきます。

よく聞くものではヘルペス性口内炎があります。これは単純疱疹ウイルスに感染することによって起こります。

感染症以外では抗菌薬やステロイド薬を服用していること・アレルギー・白血病・放射線などの関与が考えられ、他にも体調が悪いときにできやすいことから全身疲労や風邪・胃腸障害・ビタミン欠乏などが考えられます。

さらに金属などのかぶせ等の補綴物で不良なもの、むし歯などによる粘膜への刺激も原因となることもあります。

次に口内炎の治療法についてです。

一般的に口内炎にはステロイドを含む口腔内用軟膏や貼付薬が使用されます。

この薬は口内炎にとてもよく効きます。

さらに口内炎は時間の経過とともに自然に治癒することも多いです。

当院では院長の所見の下で次の処置を行います。

①軟膏の処方

当院では『デキサルチン口腔用軟膏』の処方を行っております。

 

②レーザー処置

レーザーを当てることで炎症を抑え、傷の直りを早めることができます。

レーザーと聞くと痛そうに感じるかもしれませんが痛みはほとんどありませんのでご安心ください。

  

最後に予防法についてです。

・口腔内を清潔に保つこと

口腔内疾患の原因が細菌であることが多いです。ですからまず口の中の細菌を減らす事が大切です。

・体調を整える

体の免疫が下がっていると普段悪さをしない細菌でも原因になることもあります。

バランスの良い食事や十分な睡眠をとることが大切です。

・粘膜への刺激を無くす

歯の尖っている箇所や口に合わなくなった補綴物などがずっと粘膜に当たって刺激しているとそこに炎症が起こることがあります。

被せのやり替えや尖った部分を磨いて丸めることで刺激を取り除くことが大切です。

今日は口内炎についてお話をしてきました。

先ほども話したように口内炎は薬や時間の経過とともに治っていきます。

しかし、全身疾患の初期症状として口内炎ができるということもあります。

「薬を塗っても治らない」「しばらく経っても治らない」という場合は放っておかずに

速やかに病院を受診するようにしてください。

あなたのお子様は大丈夫ですか?お口ぽかん②

今日は前回と引き続きお口が開いている子についてや予防法についてをお話ししたいと思います。

お口がぽかーんと開いてしまうのを防ぐためにどんなことに気を付けなければならなのか。

まずは食事の際の姿勢についてです。

家族みんなで食卓を囲む際のテーブルやイスはお子さんに合っていますか?

大人に合わせたもので子供の足はフラフラ浮いている。なんてことはないでしょうか?

小さいときは子供用のイスを使っていても成長とともに子ども自身がお父さんお母さんと同じようなイスが良いということもあるかもしれません。

しかし、正しい姿勢は口腔機能の発達にも大きく関わっています。

両足はしっかり床につき、首は前や後ろに傾いたりせず、まっすぐ伸びた姿勢が良いでしょう。

また、食事の途中でお茶や水など水分を与えるのもあまりよくありません。

これは、食べ物をあまり咬まずに水分で流し込んだりしないようにするためです。

食べ物を口に入れたら奥歯でよく噛み、飲み込むまでは口を開けないようにするのが良いでしょう。

お口ぽかーんの子は口呼吸のしているので食事中も口で息をするために口を開けるんです。

そうするとクチャクチャと音がたったりするのを気にする保護者さんもいらっしゃいます。

飲み込むまで口を開けないようにという約束をするとその間は鼻で呼吸するようにもなるため鼻呼吸の練習にもなるでしょう。

また食事シーンで注意しなければならないのはストローです。

口腔機能の発達のためにはストロー飲みは必要ありません。

むしろストローで飲もうとすると乳児嚥下が持続してしまい、成人嚥下を学習する機会が減ってしまうのです。

そして、離乳食期に大切なのは内舌筋という舌の筋肉を鍛え、飲み込むときの圧(嚥下圧)を上げることです。

これは捕食したり、コップから飲もうとすることで培われていきます。

いきなりストロー飲みからコップで飲もうとするとこぼしてしまったり難しいかもしれません。

まずはスプーンで啜って飲むような練習から始めるのが良いかもしれません。

そして口腔機能の発達には体幹を鍛えることも大切です。

小さい子が遊びながら体幹を鍛えるのには風船を使ったものをおすすめします。

風船をポンポーンと真っすぐ上にあげるのです。ただし手首だけではまっすぐ上がりません。

両足をしっかりと地面に付けて、膝を曲げたりしながら体全体を使って遊びます。

こうすることによって遊びながら体幹を鍛えることができます。

小さい子にいろんなことを強制することは難しいかもしれません。

しかし小さい頃からの癖を大きくなってから治すのはとても大変です。

小さい頃から少しずつ悪い癖にならないように導いてあげることが大切でしょう。

あなたのお子様は大丈夫ですか?お口ぽかん①

最近、子供さんでお口があいている子が増えているように思います。

環境の変化のせいでしょうか、花粉症やアレルギーの子、鼻炎の子が増えており鼻がつまっている子が多く口呼吸になっている状態です。診療するときも鼻がつまっているかなど確認して行っています。鼻がつまって口呼吸になっている場合と、口腔周囲筋の未発達によりお口が閉じにくいこともあります。今日は赤ちゃんのときから口の周りの筋肉をつけて将来鼻呼吸がしっかりできるようになるための習慣についてお話したいと思います。

生まれてから赤ちゃんは母乳をのみます。母乳が出にくいお母さんもいると思います。この場合は哺乳瓶を使ってミルクを飲みます。

 

 

 

 

哺乳瓶の乳首は柔らかい物だと少しの力でミルクを飲むことができてしまいます。

そのため口の周りの筋肉の発達が未熟になり口が開いて口呼吸になってしまうと考えられます。赤ちゃんの唇の力を鍛えるためにも硬めの乳首を使用するのをお勧めいたします。また、卒乳を急ぐのは口呼吸の原因になる可能性もあります。

母乳、ミルクを飲んでいる赤ちゃんは鼻呼吸をしています。飲みながら鼻で息をしています。授乳の時期に口の周りの筋肉をしっかり鍛えることは口呼吸の防止になります。

早く離乳食に移行すると鼻呼吸の習慣、口周りの筋肉の発達が未熟なため口呼吸になってしまうリスクがあると考えられます。

離乳食が始まって少し時間がたつと赤ちゃんは自分で食べたいという意思が出てきます。

目で見て食べ物と認識し、つかんで口に運びます。簡単に思えるこの動作は自分の口に入る量や口に運び唇の力も使い舌の使い方も学んでいるのです。

自分で上手に手づかみ食べできるようになるとスプーンやフォークで食べるのがうまくなります。

ここからは離乳食のスプーンと姿勢について書きます。

離乳食開始時期には赤ちゃんはまだ自分では食べることができないのでスプーンで食べさせてあげないといけません。

 

スプーンは柄が長くある程度の深さがあり口に入りやすい小さいものがよいと思います。先は細いものが口に入りやすいと思います。

赤ちゃんが自分でスプーンを持って食べ始めたら口に入りやすい大きさの物で握りやすい物が良いと思います。食べるのに良い姿勢は始めの頃は椅子に座ってもうまく座れないと思います。抱っこやベビーラックが良いでしょう。お座りができるようになったら椅子が安定します。足底は床にしっかりつけて力が入るようにしてあげましょう。

これらのことを気を付けて鼻呼吸の基礎作りを赤ちゃんの頃からしっかりしてあげるのは健康と歯並びなどに大きく関係してくるのです。赤ちゃんの成長を楽しんで子育てを頑張ってくださいね。

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