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学校での検診と歯科での検診の結果が違うことがある?!その理由は・・・

もう少しで新学期がはじまりますね。歯科衛生士の住井です。

私が新学期で思い出すのは職業柄でしょうか、歯科検診を思い出すのです。

そこで今日はみなさんも学校検診、職場健診で体験したかもしれないことを書いてみようと思います。

学校や職場の検診では虫歯はなかったのに3カ月のメンテナンスに来た時に虫歯があったという経験をされた方おられますか?

え!?この前まで虫歯なかったのに!!なんで?とびっくりされたと思います。

集団検診と歯科医院での検診の違いについてお話させてください。

当医院では虫歯を診断するために環境、設備を整えています。

まずは院長が診察の時に使用している拡大鏡についてです。

肉眼では確認が難しい小さな虫歯などを鮮明に診ることができるのです。

次に歯科衛生士が診療で唯一使えるレーザー、ダイアグノデントペンです。

 

虫歯がある所にレーザーをあてて虫歯の歯面から2㎜の深い所まで到達して虫歯を数値化します。当てる角度を変えて虫歯の一番深いピーク時を知ることができます。

痛みも全くなく虫歯の進行状態をお知らせできるので患者様にも納得して治療を受けて頂けると考えています。

あと治療ユニットで横になっていただきLEDライトの元、しっかり口腔内を観察できる環境も整っています。

集団の検診ではライトもLEDではなく正直詳しく診ることも難しく短い時間で何十人、何百人も診ます。なので虫歯を見逃してしまうことがあると考えられますし、逆にただの着色を虫歯と診断することも考えられます。全部が全部ではないですが、診断に誤差が生じうる環境だということです。

 

学校での検診のいいところは、費用がかからず、半ば強制的に時期を設定し、診てくれるところです。歯科での検診のいいところは、費用がかかりますが、しっかりとした環境下で最新の機材を用いた治療はあなたの歯の健康をお約束することができます。

 

今は虫歯も小さなものはできるだけ削らないミニマムインターベンションの時代です。私たち歯科衛生士はCoの虫歯はすぐに治療をするのではなくダイアグノデントペンで数値の確認をメンテナンスごとに行い1本の歯を経過観察しています。もちろん経過観察をするにあたりどのように予防するのかを一人一人のお口の状態を診て考えて患者様に納得していただいて最善を尽くしております。

数値化できるので説明もしやすくこの数値を超えたら治療になりますと説明させていただけます。検診からメンテナンスにお越しいただいておられる方は虫歯ができても小さなもので見つけられますので治療も比較的早く終わり費用も抑えられます。

春になり検診で虫歯が見つからなかった方もぜひ当医院でダブルチェックしてみませんか?

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