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むし歯と歯周病以外に治療が必要な歯がある?楔上欠損について

福山市で矯正治療をしている河底歯科・矯正歯科の河底晴紀です。院長に変わり、ドクターマネージャーの久保田が投稿します。

今日はくさび状欠損についてお話したいと思います。

みなさん歯がしみたり、歯の根本が欠けているところはありませんか?

 

【くさび状欠損とは歯頸部(歯の根本)が削れて凹んでいる状態の歯です】

  • 歯ぎしり・食いしばりをしている
  • ブラッシング圧が強い

主にこの3つが挙げられます。症状としては歯を磨く時や冷たい物を口に入れた時にしみる症状がでます。これは歯の根本の表面のエナメル質が欠けて中の象牙質が見えてしまってるからです。

 

 

 

 

 

 

これは当院のスタッフの口腔内写真で、⭕️赤丸のところがくさび状欠損です!

歯科医院での対処法は、

・白いプラスチックの詰め物をする(保険適用)

・高濃度の染み止めのお薬の塗布

・歯ぎしり、食いしばりがある方はマウスピースの使用(保険適用)

・一部の噛み合わせが強い方は噛み合わせの調節

 

セルフケアでの対処法は、

・知覚過敏専用(シュミテクト等)の歯磨き粉の使用

・ブラッシング圧が強い方は柔らかめの歯ブラシの使用

 

またくさび状欠損は知覚過敏などの症状がなく欠損部分が浅く虫歯になる心配がなければ経過観察でも大丈夫です。

ですが、大きく欠けて凹んでいる場合はそこに汚れが溜まって虫歯になる可能性があるので気をつけてください!

 

最後に‥‥

くさび状欠損になってしまった歯は虫歯と同様自然と治ることはありません。放置しておけば虫歯になる可能性もあります、ひどくなるとしみる症状が強くなって最悪神経を取ることになります。特にしみる症状のある方は早めに診てもらいましょう!

自分で気づかないうちに歯を傷つけてしまうのがくさび状欠損です。早い段階で予防ができるように定期的クリーニング、定期検診をおすすめします

★お口のことで気になることがあことがあればぜひ一度当院にご相談くださいね♪

 

 

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